図書ガクト キンロウ ドウイン ノ キロク060001051

学徒勤労動員の記録

サブタイトル1~10
戦争の中の少年・少女たち
編著者名
神奈川の学徒勤労動員を記録する会 編者
出版者
高文研
出版年月
1999年(平成11年)7月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
281p
ISBN
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/Ka43
保管場所
閉架準備棚
内容注記
和書
目次

Ⅰ 動員前夜-戦時下の学校生活
バチがあたった!-天皇神格化教育の中で
援農動員の思い出
富士のすそ野で戦闘訓練

Ⅱ 学徒労働動員-私の体験(神奈川県内学校編)
六つの御霊に
思い出の写真
造船所から相模ダムの建設現場へ
海軍の倉庫で武器弾薬を運搬
学校工場で飛行機凧を作る
同級生の親指を切断
私たちの動員はまだですか
零戦の翼を造る
ミッションスクールからメッキ工場へ
校長先生に配置転換を直訴した
泣きながらトンネルを歩いた
防空壕の中の青春

Ⅲ 学徒勤労動員ー私の体験(神奈川県内学校編)
機銃演習弾の製造とコーラス
こっそりやかんでご飯を炊いた
ああ、私は一番家に帰りたいんだ
検閲済みの手紙は今でも宝物
毒ガス兵器製造と通常兵器製造に分かれた
毒ガス製造工場と反戦教師
大船でロケット燃料を造る
藤沢で飛行場をつくった
四二人の女子挺身隊・北海道から神奈川へ
日記に見る動員学徒の「ストライキ」

Ⅳ 軍の許可なき帰郷
故郷への配置転換に先生と奔走
九五人の生徒の命を守った先生
先生の勇気ある決断
無断帰郷で特攻警察が母校へ
無断帰郷でかん口令がしかれた
盛中精神は死なず

Ⅴ 空襲の火の海の中で
鶴見の卒業式、その後
一二人の少年たちが死んだ
横浜大空襲の中で親兄弟を失い
川崎と富岡の空襲の中で
病気の自分をかばってくれた二人の友が死んだ
富岡空襲で宿舎を直撃された
友は”異郷の鬼”となり・・

Ⅵ 本土決戦を目前にして
湘南海岸で機関銃陣地をつくる
相模湾の本土防衛陣地構築
B29の大編隊の下で本土決戦用の陣地づくり
怖ろしい機銃掃射と空爆
空襲警報続く辻堂の工場で
姫路に出動した横浜の女子挺身学徒隊
自分でつくった手投げ弾で自決を覚悟
手元に残った一通の表彰状

Ⅶ 学徒勤労動員とは何だったのか
学徒勤労動員概説
学徒勤労動員の報償金をめぐって
学徒勤労動員のために死んだ生徒数
高座海軍工廠に来た台湾少年工たち

Ⅷ 学徒勤労動員が残したもの
勤労動員、その体験がもたらしたもの
学徒勤労動員と少女たち
後世に伝えたい学徒勤労動員の歴史

Ⅸ 資料編
神奈川県での学徒勤労動員犠牲者一覧表
神奈川県内での勤労動員学校
神奈川県での動員された他府県の学徒
学徒勤労動員=関連通達・法令