図書カンコク ノ ヒゲキ060000859

韓国の悲劇

サブタイトル1~10
誰も書かなかった真実
編著者名
小室 直樹 著者
出版者
光文社
出版年月
1985年(昭和60年)10月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
257p
ISBN
NDC(分類)
302
請求記号
302/Ko69
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

まえがき

1 獲物は勝利者に属する―国際政治のダイナミズム
逆流する日韓二千年史
すべての不信と誤解は「ごめんなさい」からはじまる
やさしい帝国主義国、日本がなぜ恨まれるのか
八月十五日以降も朝鮮には日章旗がひるがえっていた
韓国の解放は日米の共同統治ではじまった
朝鮮半島分裂の責任は日本だけにあるのではない
独立運動二人のリーダーの大喧嘩の罪
日本はアメリカ軍に韓国をひきわたした

2 二つの「日本・朝鮮同祖論」―古代史が落とす影
日本の比ではなかったイギリスの帝国主義
韓国人はなぜ、親米、反日なのか?
日本に対してだけ感情的になってしまう韓国
何でも韓国が本家で日本が分家という論理
無礼というだけで軍事行動を起こした日本の異様さ
二つの「日本・朝鮮同祖論」の意味
文化的忘恩こそ対日反感の淵源
なぜ韓国に天智天皇の銅像がないのか

3 日本人の「うそ」と「善意」―差別と安重根
かみ合わない日韓の用語意識
「朝鮮征伐」か「倭乱」か
日本人は李退渓を通じて朱子学を学んだ
なぜ日本人に宗教がないのか
結婚する日本の僧侶を見てあきれた韓国人
日本人が韓国人を理解できない理由
韓国社会の中で正面衝突する儒教とキリスト教
日本人の「うそ」が小さな差別を大きくした

4 韓国は日本に迫りつつあるか―躍進経済の手品のタネ
韓国の爆発的エネルギーは本物か
インフレが韓国経済の救世主という矛盾
韓国を苦しめるべらぼうなウラ金融
見栄っぱりな韓国の経営
ウォンと円の格差が日韓の経済の差
名家の美女・韓国と喧嘩だけが強い粗野な男・日本
日韓の「垂直分業」の実態
紛争が存在すること自体が必要な日韓関係

5 韓国資本主義の弱点―両班と残滓とハングリー経済
系図を買えば、名門の子孫になれる日本
キムチとタクアンほども違う、日本と韓国の同族経営の意味
なぜ韓国の企業で人材が育たないのか
韓国は両班が特権を享受する階級社会
韓国人が憧れる働かずして食う生活
韓国人の労働のエトスはなぜ付焼き刃なのか
資本主義から遠く隔たった韓国人の意識
ハングリーでなくなったとき、韓国はどうなるか