町医者ボルネオにたたかう
- サブタイトル
- 独歩四三三大隊戦記
- 編著者名
- 田中 保善 著者
- 出版者
- 西日本新聞社
- 出版年月
- 1978年(昭和53年)1月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 342p
- ISBN
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/Ta84
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
はしがき
Ⅰ 出征-輸送船で比島へ
疫痢の長女を残して
軍刀は父の形見
南方緊急補充要員に
軍隊知らず、世間知らず
無断で上陸、家族と最後の別れ
新米軍医教育
魔のバシー海峡を渡る
患者第一号は軍医の私
二重スパイの比島娘
Ⅱ 江尻丸炎上とマニラ丸被弾
魚雷命中!
海に飛び込む
キャプテン ラスト
救助船上の出来事
マニラに上陸
マニラ大空襲
デング熱に罹る
敵潜水艦と砲撃戦
一難去ってまた一難
Ⅲ 北ボルネオ上陸とトアラン駐屯
北ボルネオ軍政と山崎剣二氏
反日ゲリラとアピ事件
灘第三十七軍
独立歩兵第四三二大隊編成
独立大隊に軍医は私一人
部隊長命令で乗馬の稽古
密かに流通するイギリス紙幣
オランウータンと流行性肝炎
蛇とゲリラに狙われる
キナバル山とシャンシャン馬
マルヅー湾の船旅で梟を切る
Ⅳ クダット守備隊
高級軍医と部隊長と私
陸病クダット分院勤務
陣地巡回診療と私の秘密
ゲリラ討伐
コタブルト出張診療とバジャオ女
艦砲射撃始まり敵上陸近し
シクアテの別離
将兵の表情と酒井小隊全滅
敵機撃墜と報復爆撃
Ⅴ 患者輸送隊長
ドスン族大酋長ラガン親子
俣野伍長の戦死
毒蛇と死体紛失
部隊長と私の首に懸賞金
ラガン酋長親子との別れ
渡し場の夢
酋長親子に感謝の手紙
建部梱包輸送隊の最後
Ⅵ 将校伝令八百粁
敵前逃亡謀議
ラナウ街道-貫兵団“死の行進”
塩無し行軍と二丁拳銃
豚に尻をなめられる
土人に包囲される
赤痢とポツダム宣言
浜口軍曹川に流される
ケニンゴウで終戦確認
司令部到着と金塊
軍司令官の車にヒッチハイク
村長に背負われて河を渡る
ダイナマイトを食った話
田中軍医捜索隊を派遣
Ⅶ 終戦と俘虜収容所
征人笛を聞き故郷を思う
強制労働と飢餓
髭の病兵を殴る
俳句と民主主義
首実検と体重減少曲線
戦争の回顧と坐禅
Ⅷ 帰還船と復員
人民裁判とリンチ
馬場軍司令官の刑死と田村部隊長
高級軍医と永野中尉
内地を出るとき二千名 復員したのは六七四名
あとがき
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