図書目録シヒ ヒバク ロウジン ノ アカシ資料番号:060000734

紙碑 被爆老人のあかし

サブタイトル
編著者名
広島原爆被爆者援護事業団 編者
出版者
広島原爆被爆者援護事業団
出版年月
1981年(昭和56年)7月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
203p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/H73
保管場所
閉架一般
内容注記
広島原爆養護ホームの被爆証言記録
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

はじめに(広島原爆養護ホーム所長・志水 清)
原爆被害の概況
被爆距離別旧町名一覧

第一部 忘却を許さず(一般養護課)
父と子供二人を奪われて(山崎ハルエ)
広島の川が火と煙の海に(岡崎チヨコ)
原爆で家族全部を失って(森田陸夫)
「おばさん助けて」の声を残して(濱田シズコ)
爆風で吹飛ばされて(近信与一)
被爆で夫婦が生き埋め(川西平三郎)
被爆による妻との別れ(桜田重作)
妻が爆死をのがれた(杉本敏行)
被爆で柱の下敷になって(井上ハツノ)
ひとりで被爆して(岡田モモヨ)
美しいネオンサインがこわれて(横竹タマ)
被爆死の妻をさがして(新宅 良)
兄一家が全滅して(岩北良江)
爆風の土煙りの中で(多田照子)
被爆死の夫の遺骨もみつからないまま(増田コイシ)
爆風で顔や首にガラスが(吉原コユウ)
原爆のため妻を亡くして(寺西良市)
一人息子と被爆して(梶本ミチコ)
頭が焼けて坊主のように(小田シズエ)
電車の中で被爆(山中マサノ)
熱が有ったので命拾いした私(佐藤トモ)
ボロのように焼けただれた人(山根ツタヨ)
原爆で娘と私は途方にくれて(植田千年)
被爆後の苦しいくらし(森脇 清)
被爆の娘を抱いて(友保キヌエ)

第二部 核のない世界を(特別養護課)
破壊された生活苦に耐えて(舛見八郎)
閃光と龍巻について(児玉アサコ)
永生きしてよかった(松谷初午)
失明の悲しみ(石田清子)
甥を探し求めて(蔵田スエ子)
主人の死・一人ぼっち(郷丸オトヨ)
原爆に幸せを奪われて(紀伊国初子)
苦難の人生を越えて(小林ムメヨ)
母を残して(田中チヨ)
家の下敷から抜け出た想い出(伊藤コヨシ)
家の下敷から這い出て(田原静子)
忘れ得ぬ電車通り(森本マツ)
戦争はいやです(高田ミツコ)
長男の死・狂った運命(矢部ヤチヨ)
傷の治療も受けないで(幸本 哲)
背中に負った傷(佐々木ミス)
原爆に健康を奪われました(中村キヌ)
悲しみを乗り越えて(竹村コムラ)
病苦と孤独のたたかい(山田フジコ)
焼け野ヶ原に生きて(桑原ハナエ)
九死に一生をえて(品川カツエ)
長女を奪われ一人生き残った(波多野美津)
消えさらぬ三滝山の山道(美濃フキ)
娘を心の柱に感謝の日々(大西ユキミ)
無縁仏の霊を慰めつつ(奥田リノ)
看病に急死した妻の霊を慰めつつ(井上修三)
校庭で息子を火葬に(坂井タカヲ)
娘のことが悲しみ(北村チエ)
原子雲を見ながら(竜神品子)
四季おりおりの行事に生き甲斐(友田トマ)
感謝の日暮らし(中西リウ)
友人と施設に支えられた生活(梶川ハツノ)
ピカで夫に先立たれて(森シズエ)
隣り人の厚情に感謝して(村島イサノ)
重傷の長男と共にたたかう(新田ハスノ)
悲しきブドー畑の想い出(渡部サダヨ)
ガラスの破片とのたたかい(岩村ミサ)
脳裏から離れぬ悲惨(和田タカ)
孫の成長とともに(佐々木ハナヨ)
広島最後の夜の二時(大本豊太郎)
みんなで原爆をなくそう(丸井 一)
あの日の想い出(岡野チヨノ)
爆心地の悲惨さ(寺内キシノ)
毒だみ草を薬代わりに(北沢房子)
人生航路の平安を祈りて(藤井ミカ)
一人息子の行く末が気がかり(源吉みね)
不幸と原爆被爆を乗り越えて(田中チヨ)

『紙碑・被爆老人のあかし』取材者一覧
蘇生しつづけるヒロシマの証言(中村義明)

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