図書ジジュウチョウ ノ ショウワシ060000717

侍従長の昭和史

サブタイトル1~10
編著者名
岸田 英夫 著者
出版者
朝日新聞社
出版年月
1982年(昭和57年)5月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
289p
ISBN
NDC(分類)
210.7
請求記号
210.7/Ki57
保管場所
閉架一般
内容注記
「昭和」の侍従長・関係略年表:p282~287
和書
目次

はじめに

第一章 天皇の青春と珍田捨己
「余人を以って代え難し」
パリ会議の全権
アメリカ訪問も予定
訪問国を現地で決断
慈父のごとく
「籠の鳥」は翔んだ
吉田茂は見た
国際協調主義
大任果たして

第二章 二・二六事件と終戦の宰相・鈴木貫太郎
待望の侍従長
大きなポケット
ロンドン海軍軍縮条約
乙女らの雛まつる日に
拳銃を持った侍従たち
雪の朝
天皇の侍女・たか
九死に一生
その朝、天皇は
天空海闊
「頼むから受けてくれ」
謎のような人物
「平和の海」演説
「ポツダム宣言」を“黙殺”
終戦の聖断
「鈴木なればこそ……」
侍従武官・阿南惟幾
負けっぷりをよく
死の床で「永遠の平和」

第三章 戦時下の宮廷と百武三郎
二・二六事件直後
予備役の登場
低下した侍従長の役割
陸軍の横暴を怒る
孝宮の花嫁教育

第四章 終戦後と藤田尚徳
日本のいちばん長い日
米内光政と親友
天皇とマッカーサーの会見
公職追放

第五章 占領下の巡幸と大金益次郎
「百姓の子」を自認
「戦後巡幸」の企画
天皇の“名侍医”
占領軍との摩擦
首脳部の一新
「なぜ、忠誠な者を……」

第六章 皇太子の外遊と三谷隆信
大戦下のフランス大使
異父兄・長谷川伸
学習院から侍従長へ
マッカーサーを送る
戴冠式の主席随員

第七章 時代の激流と稲田周一
尾崎秀実との青春
五・一五事件から二・二六事件
ゾルゲ事件
開戦の詔書
知事から侍従長へ

第八章 天皇の半世紀と入江相政
風のごとく
父・為守と虎ノ門事件
今日も無事すんだ
天皇の語り部
天皇、皇后の訪欧、訪米
喜寿の侍従長

関係略年表

あとがき