日本の食生活全集 16
- サブタイトル
- 聞き書富山の食事
- 編著者名
- 「日本の食生活全集富山」編集委員会 編者
- 出版者
- 農山漁村文化協会
- 出版年月
- 1989年(平成1年)10月
- 大きさ(縦×横)cm
- 22×
- ページ
- 349,9p
- ISBN
- NDC(分類)
- 383.8
- 請求記号
- 383.8/N71/16
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
砺波散居村の食―切り盛り一杯の飯を補う里のだごと野菜のよごし
四季の食生活
冬―わら仕事と屋根雪下ろしなどに精を出す
春―雪解けの南風を待って農作業
夏―雷と日照りのなかで農作業
秋―二百十日の風に耐え、収穫の喜びに浸る
基本食の加工と料理
基本食の成り立ちと料理の手法
米
大麦、小麦〈利用のしくみ〉
里芋
大豆、小豆
季節素材の利用法
野菜〈利用のしくみ〉
魚〈利用のしくみ〉
果物など
伝承される味覚
調味料
漬物
砺波散居村の食、自然、農業
五箇山の食―合掌づくりの里で待ちわびる春祭りの熊汁や山菜煮しめ
四季の食生活
冬―合掌づくりの家で紙をすきつつ春を待つ
春―雪解けとともに農作業の準備
夏―養蚕と農作業で汗を流す
秋―とり入れの喜びとともに急がれる冬じたく
基本食の加工と料理
基本食の成り立ちと料理の手法
米
またびえ
きび
そば、あわ
豆類
ぼぶら、いも類、となわ
季節素材の利用法
山菜、きのこ
野菜
川と海の魚、海草
山の鳥獣の肉
木の実、果物
伝承される味覚
味噌、たまり、調味料
漬物
魚の保存食
五箇山の食、自然、農・林業
氷見灘浦の食―空に雷、太鼓をたたきゃ、山はあられに海はぶり
四季の食生活
冬―雷鳴とどろく大海原にいどむぶり漁
春―いわしが豊漁、山菜とりに春田打ち
夏―半向人と三歩で野良仕事に精を出す
秋―ぶり網の準備と稲刈り
基本食の加工と料理
基本食の成り立ちと料理の手法
米
大麦
大豆、小豆など
いも類、かぼちゃ
季節素材の利用法
海の魚貝類
海草〈利用のしくみ〉
野山の動物と淡水の魚貝
野菜〈利用のしくみ〉
山菜、野草、こけ〈利用のしくみ〉
木の実など
伝承される味覚
調味料
いろいろな漬物
氷見灘浦の食、自然、農・漁業
富山周辺の食―米どころの色とりどりの晴れのもち
四季の食生活
冬―ごまんさんから雪解けまで、庭でわら仕事
春―あぜ塗りにはじまり、「やすごと」を楽しみに野良仕事
夏―豊富な野菜を存分に食べる
秋―収穫の喜びにひたり、ほんこさまを迎える
基本食の加工と料理
基本食の成り立ちと料理の手法
米
麦類
豆類
季節素材の利用法
野菜
果実類
海の魚、川の魚
伝承される味覚
味噌、調味料、だし
漬物
富山周辺の食、自然、農業
新川魚津の食―とれたとき一度に食べる「漁師のいっこみ所帯」
四季の食生活
冬―荒れ海が呼ぶぶりの群れ、男は出漁、女は浜で網引き
春―魚群を求めて持ち船をくり出す
夏―提灯の帆をあげ、たてもん祭りで大漁祈願
秋―浜に揺れる干ものの列、干し大根
基本食の加工と料理
基本食の成り立ちと料理の手法
米〈利用のしくみ〉
いも類
豆類とその加工品
季節素材の利用法
野菜、山菜〈利用のしくみ〉
魚
貝、海草
伝承される味覚
味噌
漬物
甘酒、酒
醤油、その他の調味料
新川魚津の食、自然、漁業
新川〈農村部〉の食
冬―報恩講終えて雪囲いやわら仕事
春―春祭りからやす祭りまで
夏―おしょうらいさんを送って刈り入れ準備
秋―彼岸には入り日を拝んで豊作祈願
農村部の料理の手法
富山の宗教風土と食事―真宗門徒のお斎の膳と高岡国泰寺のたけのこ料理
真宗のお講と食べもの
高岡国泰寺のたけのこ料理
「ぼっけはん」と高岡鋳物
立山の山小屋の食事―雪渓の水で炊く飯に、たてやまあざみやうさぎの菜
立山と登山
山小屋の食事
米騒動と女房たち―一日一升買いの米が命の綱。米価高騰を制した女房たちの連帯の記録
今も健在、「米騒動」の体験者
大正三年、十九歳で女房に
米は毎日、一升ずつ買う
どんどん上がった米の値段
発祥の地は「水橋」「魚津」「滑川」
「担いでいる米俵につながって落としました」
大商店へ押しかける
女房ゆえの強さ
「女一揆」の底にあるもの
人の一生と食べもの
人生儀礼と食
救荒食
薬効のある食べもの
富山の食とその背景
日本のなかの富山
県の地域区分とその指標
調査・取材協力者一覧
付録1 行事・祝祭日・節気・新暦・旧暦対照表
付録2 度・量・衡の単位
索引あり
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