日本の食生活全集 29
- サブタイトル
- 聞き書奈良の食事
- 編著者名
- 「日本の食生活全集奈良」編集委員会 編者
- 出版者
- 農山漁村文化協会
- 出版年月
- 1992年(平成4年)10月
- 大きさ(縦×横)cm
- 22×
- ページ
- 348,8p
- ISBN
- NDC(分類)
- 383.8
- 請求記号
- 383.8/N71/29
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
奈良盆地の食―茶がゆで明ける「国のまほろば」大和の朝
四季の食生活
冬―天気の具合を見ながら籾のかど干し
春―山中から借り牛をして田の準備
夏―昼の疲れを忘れる夕涼み
秋―当屋が身上を入れあげる明神講
基本食の加工と料理
基本食の成り立ちと料理の手法
米
裸麦、小麦
豆類
いも類
季節素材の利用法
野菜
魚貝類と海草
鶏肉と卵
四季のほうせき
伝承される味覚
味噌、その他の調味料
漬けもん
甘酒
奈良盆地の食、自然、農業
斑鳩の里の食―水田裏作のえんどうが潤す、塔のある柿の里
四季の食生活
冬―法隆寺の鬼追いの松明の火
春―人も牛も野良に出て精一杯働く
夏―田んぼに早苗のゆれるころ夏洗濯
秋―むしろの枚数に収穫の喜びを感じつつ門干し
基本食の加工と料理
基本食の成り立ちと料理の手法
米
裸麦、小麦
大豆、小豆、そらまめ
いも類
季節素材の利用法
野菜、山菜、きのこ
魚貝類、肉、卵
果物、木の実
伝承される味覚
味噌
漬物
斑鳩の里の食、自然、農業
葛城山麓〈竹内〉の食―峠の清水がおいしい米を育む街道沿いの村
四季の食生活
冬―炭焼きの煙があがる山
春―当麻れんぞに田畑の無事を託す
夏―山の出水や池水を田んぼに張って
秋―夜なべ花が咲くころ、つらい夜なべのはじまり
葛城山麓〈竹内〉の日常と晴れの食べもの
基本食の加工と料理
季節素材の利用法
伝承される味覚
葛城山麓〈竹内〉の自然と暮らし
大和高原の食―秋きゅうり、トマトも育つ茶畑に、摘みこさんが散り茶の香が満ちる
四季の食生活
冬―山白く炭焼きの煙静かにたなびく
春―田植えと茶摘みに人も牛も大奮闘
夏―初茶摘みの摘みこらが夏を告げる
秋―収穫の喜びを味わい、大根つるし
基本食の加工と料理
基本食の成り立ちと料理の手法
米
小麦、裸麦
豆類
いも類
季節素材の利用法
山野草、きのこ
野菜
魚貝類、鶏・卵
果物、木の実
伝承される味覚
調味料
漬物
大和高原の食、自然、農・林業
奥宇陀の食―炭焼き、養蚕の力のもとは伊勢の魚と麦茶がゆ
四季の食生活
冬―男は山にこもって炭を焼き、女は薪を負いねだす
春―野山の目覚めとともに蚕種を掃立てる
夏―家も納屋も庭までもお蚕さん
秋―伊勢音頭に合わせてはずむ祭りの千本杵
奥宇陀の日常と晴れの食べもの
基本食の加工と料理
季節素材の利用法
伝承される味覚
奥宇陀の自然と暮らし
吉野川流域の食―黒潮の香りを運ぶ塩さばが吉野の里の祭りの主役
四季の食生活
冬―冷やっこい川の水で茎菜洗い
春―田起こしのころに吉野山の花便り
夏―上茶づくりが終わったら田植えの準備
秋―まったけの香りただよう稲刈りのころ
基本食の加工と料理
基本食の成り立ちと料理の手法
米
裸麦、小麦
豆類
ただいも、さつまいも
季節素材の利用法
野菜
こんにゃく
山菜・野草、きのこ
川魚、海産物
伝承される味覚
味噌
醤油
漬けもん
茶
吉野川流域の食、自然、農・林業
十津川郷の食―熊野を結ぶ峡谷を筏が下り、つぼ切りさえれが遡る
四季の食生活
冬―雪降る日も奥山で、筏組みのかずら切り
春―大麦畑に山桜が散って、ごくものの種播き、杉苗植え
夏―田の草取りの汗もふきとばす、盆踊りの太鼓の音
秋―男衆総出の畑打ちを終えて玉置祭り
基本食の加工と料理
基本食の成り立ちと料理の手法
麦
米
ごくもの
とちの実、かしの実、うるね、くず
ほいも、さつまいも
大豆、その他の豆類
季節素材の利用法
野菜
山菜、きのこ
こんにゃく
果物、木の実
伝承される味覚
味噌
醤油
漬物
なれずし
ゆう酢、ゆうべし
蜜あめ
じょうせんあめ
番茶
どぶ酒
十津川郷の食、自然、農・林業
古都奈良の宗教風土と味
宗教風土と食べもの
老舗〈奈良漬屋〉の仕事と食べもの
人の一生と食べもの
不時の災害や病気に備えて
人の一生に伴う食べもの
奈良の食とその背景
日本のなかの奈良
奈良の食の特色
奈良の伝統ある食べもの
奈良の地域区分とその指標
調査・取材協力者
付録1 行事・祝祭日・節気・新暦・旧暦対照表
付録2 度・量・衡の単位
索引あり
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