図書オモイ ハルカ カエラヌ ヒト オ060000408

想い遥か還らぬ人を

サブタイトル1~10
沖縄県遺族連合会30周年記念誌 沖縄県遺族連合会婦人部25周年記念誌
編著者名
沖縄県遺族連合会 編者
出版者
沖縄県遺族連合会婦人部
出版年月
1982年(昭和57年)2月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
191p
ISBN
NDC(分類)
369.37
請求記号
369.37/O52
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

祝辞(沖縄県遺族連合会会長・津嘉山朝信)
祝辞にかえて(財団法人日本遺族会婦人部長・中井澄子)
発刊のことば(沖縄県遺族連合会婦人部長・伊野波弘子)

Ⅰ 座談会
沖縄県遺族連合会婦人部25年の足あと 権利と補償求めて東奔西走 直訴・請願、戦争未亡人の茨の道
(出席者・照屋秀、安座間栄子、伊波圭子、伊野波弘子、比嘉栄子、新垣曽用、上原きみ、座覇つる、
座喜味和則 司会・宮城初枝)

Ⅱ 遺族の戦争体験記
墓の中での避難生活(吉本シゲ)
イモを植え首里、那覇に売り歩く(玉城末)
突然目の前に米兵が……(徳里タケ)
戦時中の厄じらみ(比嘉栄子)
栄養失調で歩けなくなった次男(伊野前和子)
奥間部落でマラリアが大流行(照屋美代)
母校辺土名小学校に勤務する(安里米)
パラオ群島のアンガウル島で戦火にまきこまれる(津波古豊)
舅・姑・母と共に戦中戦後の長い道(新垣房子)
長男は戦死、私は防衛召集で捕虜(比嘉清昌)
越来村で幼稚園の先生として再出発(仲村ツル)
残された子供六人、姑と苦境をのり越える(幸地ヨシ)
手榴弾故障で自決失敗(赤嶺保信)
主人の思い出と戦後のこと(銘苅幸江)
長男宗慶のこと(中村亀一)
熊本から帰り軍作業で一家支える(島袋ナへ)
我が子との永遠の別れ(友寄澄子)
ギザバンタで夫の魂をまねく(比嘉ハル子)
六人の子供かかえ戦後生き抜く(島添光子)
小学校六年からアルバイトで生活を助ける(豊村良功)
北支で負傷した夫は沖縄で病没(兼城シズ)
六人の幼な子と共に墓地で捕虜に(比嘉ヨシ)
聖書のみ言葉に支えられて(呉屋峯)
長男康彦、暗号隊で切り込みに参加(上原健明)
玉城村冨里の収容先で三男を出生(新垣艶子)
久志村三原で命の恩人と出会う(当銘カメ子)
金武村古知屋に逃れて(田本成子)
家族五人で宮崎県へ強制疎開(上原きみ)
親子三人、友軍に壕追い出され(具志堅ツネ)
いのしし狩りの思い出(内原ツル)
姑に励まされ、洋裁で一人息子を育てる(友利トシ)
切り倒されたキビで酒を造る(平良タケ)
〈詩歌〉三十周年記念誌に寄す(伊野波弘子)
ひめゆりの乙女たち展・戦争の思ひ出(野村ハツ子)
母心・親父想影(平安座トシ)
みるく世(具志文)
戦世ぬ嵐(金城善徳)
戦場を恨む母(仲栄真ウシ)
私の戦後(山城ミエ)
父よあなたは十字星(仲里朝祥)
肉塊の島(大城次雄)

Ⅲ 資料
遺言書
日本遺族会徳永事務局長の沖縄訪問記、「沖縄に使いして」
昭和56年全国戦没者遺族代表者会議意見発表(照屋秀)
婦人部25年のあゆみ(年譜)
沖縄県遺族連合会婦人部歴代役員
編集後記