図書目録ナゼ ニホンジン ワ マチガエタ ノカ資料番号:000071108

なぜ日本人は間違えたのか

サブタイトル
真説・昭和100年と戦後80年 新潮新書;1094
編著者名
保阪 正康 著者
出版者
新潮社
出版年月
2025年(令和7年)7月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
217p
ISBN
9784106110948
NDC(分類)
210.7
請求記号
210.7/H91
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

まえがき

第一章 「昭和一〇〇年」とは何だったのかー左翼史観に歪められた歴史の見方
近代日本を形づくった皇国史観
唯物史観とアメリカ的な実証主義
半藤氏の四〇年周期説、胡耀邦が語った八〇周期説
暴力革命、革命純化、板垣は裏切り者
マスコミと教育現場を支配した左翼的史観
歴史を見る目を歪めたマスコミと文化人
自分史、日本史、人類史-三段階の歴史観
左翼系知識人の偽善
「東條について書くなんて右翼だ」
ジャーナリズムに対するアカデミズムの傲慢
記憶を父として、記録を母として
歴史に向き合ってものを書くこと

第二章 「あの戦争」とは何だったのかー大きな戦略に呑み込まれた日中・対米戦争
一五年戦争、太平洋戦争、アジア太平洋戦争
辛亥革命に日本はどう関わったか
国家統一に向けた中国の大戦略
イギリスの先進帝国主義の原価計算
国民党の軍事指導者が明かした抗日戦の真相
華族になりたい一心から国家を破滅に導いた
失われた武士道という倫理
対米戦争とは何だったのかー近現代史の俯瞰図
近代化の手本はアメリカではなくプロイセン
対中政策をめぐって高まった日米の軋轢
アメリカへの最大の援軍となった「本土決戦」
対米関係に支配され続ける国
対アメリカ観を再構築できるか

第三章 「二・二六事件」とは何だったのかー狂言者たちの目的は達成された
ファシズムへの導火線、新統制派の実権掌握
事件と共産主義を結ぶ点と線
「天皇と一体化」という危険な精神構造

第四章 「東京裁判」とは何だったのかー平和と人道という名の下の復讐
天皇を訴追しないと決めたマッカーサー
隠された真実を晒す大掛かりな情報公開
訴状を押し戴いた被告たち
大きな無理を抱えた検事団の起訴状
自分の首を絞めた敗戦前後の資料焼却
戦争よりも虐殺行為への復讐が目的
パル判事の「日本無罪論」を否定する
「これでアメリカと戦争をやったのか!?」
ソ連の証人になった「昭和の参謀」瀬島龍三
法務省地下に埋もれた資料が語ること
「東條を真人間にしてあの世に送った」

第五章 「高度成長」とは何だったのかー経済官僚が挑んだ軍人への復讐戦
「政治の季節」から「経済の時代」へ
平時の予算の組み方を知らない大蔵官僚
高度成長を取り仕切った「短現」出身者
七〇年安保とは高度成長のアダ花
復讐戦の終焉から低成長の時代へ
歴史の法則性と準備運動

第六章 「田中角栄」とは何だったのかー大衆の生贄にされた無作為の社会主義者
際立った三つの特徴
昭和天皇の前で話しまくる
キッシンジャーを激怒させた「アメリカ離れ」
『日本列島改造論』の先見の明、狡猾な大衆のエゴイズム
支持率七〇パーセント、驚異的人気の秘密
「国のためになど死んでたまるか」

第七章 「昭和天皇」とは何だったのかー時代の象徴にして人間天皇という二面性
明治・大正天皇の分裂から昭和天皇の一体化まで
象徴天皇にして人間天皇へ、苦渋の変身
日本人として理解すべき天皇の二面性
近代天皇制への理解不足

第八章 「戦後八〇年」とは何なのかー言葉の呪縛と思考停止の時代
中国訪問で「あなたはなぜ謝罪しないのか」
「した部隊」と「しなかった部隊」の違い
政治的プロパガンダより生身の証言
モラルが逆転した戦争体験を聞くルール
歴史認識は食い違うのが当たり前
報道と戦争は今も昔も相性がいい
自分の意志と関係のない「世代の宿命」
日本人は本当に「わだつみのこえ」を聞いたか
「国のために死ぬ」というアンビバレンス
「一国平和主義」「平和憲法」への自省はあるか
「戦後」「戦後民主主義」に潜むエゴイズム
新しい戦争観と平和理論を構築できるか
「戦間期の思想」を持たなかった国

あとがき

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