音声と写真でよみがえる昭和 戦前編
- サブタイトル
- 昭和100年×放送100年
- 編著者名
- 保阪 正康 著者/村島 章惠 聞き手
- 出版者
- NHK出版
- 出版年月
- 2025年(令和7年)5月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 285p
- ISBN
- 9784140819890
- NDC(分類)
- 210.7
- 請求記号
- 210.7/H91/1
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 年表あり
掲載のQRコードからの映像、画像の視聴はできません。
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに
序 なぜ、今、「昭和」なのか
一 昭和は人類史の見本市
二 昭和が持つ三つの時代空間
三 歴史とは託していくもの
第一章 震災復興と金融恐慌で始まった昭和
一 「昭和」の始まり
二 都市の近代化が目に見えてわかる時代
三 昭和の歴史はラジオの歴史
四 各地の銀行で取り付け騒ぎ
第二章 昭和初期の農村の苦境
一 自然と経済に翻弄された農村
二 長期的なビジョンを持てなかった日本
三 昭和の苦しさと悲しさ
四 ロサンゼルス・オリンピックの「実感中継」
第三章 昭和初期の都市圏。二つの顔
一 インテリ中間層のモダンな生活
二 昭和歌謡に歌われた都市文化
三 ホワイトカラー層の楽しみ
四 ブルーカラー層の苦しみ
第四章 昭和初期の子どもたちの暮らし
一 「黄金バット」に夢中になった日々
二 昭和初期の一少女、豊田正子さんのこと
三 二宮金次郎の背負っていたもの
四 「水泳ニッポン」と呼ばれはじめたころ
第五章 満洲事変と軍部の暴走
一 関東軍の独断専行
二 満洲国建国
三 国際連盟脱退への道
四 一般大衆は軍の暴走をどう受け止めたか
第六章 『昭和天皇実録』を読む①
一 昭和天皇八十八年のほぼ毎日の動き
二 はじめて公開された手紙
三 質素であれ
四 ヨーロッパ巡遊の意義
第七章 『昭和天皇実録』を読む②
一 昭和天皇の激しい怒り
二 天皇が開戦を決意したとき
三 戦争を収めるべき意思表明
四 戦後の昭和天皇
第八章 国際連盟脱退以降の国際関係
一 噴出してきた攘夷の思想
二 文化面、スポーツ面での国際交流
三 内向きの思想の弊害
四 三種類のラジオ放送
第九章 戦前の正月風景
一 「あたい、着物なんか、いらないよ」
二 世の中が明るくなった昭和八年
三 『犬棒かるた』から『非常時かるた』へ
四 一瞬のぜいたくを味わえるのがお正月
第十章 泥沼化していった日中戦争
一 中国と日本の民間人の交流
二 中国を一撃で倒す
三 「爾後国民政府を対手とせず」
四 五パーセントの不幸な時代
第十一章 日米開戦への道
一 『日米戦ふ可きか』と『滞日十年』
二 アメリカの思惑
三 巧みなアメリカの外交交渉
四 戦争はある日突然起こるわけではない
「戦前編」のあとがきにかえて
昭和年表
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