「わだつみ」の歴史社会学
- サブタイトル
- 人びとは「戦争体験」をどう紡ごうとしたのか
- 編著者名
- 那波 泰輔 著
- 出版者
- 雄山閣
- 出版年月
- 2025年(令和7年)1月
- 大きさ(縦×横)cm
- 22×
- ページ
- 190p
- ISBN
- 9784639030218
- NDC(分類)
- 319
- 請求記号
- 319/N11
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 並列タイトル:Historical sociology of ”Wadatsumi” 博士論文「わだつみ会の制度的変化による人びとの認識の変容:「戦争体験」の記述と語りに着目して」(一橋大学,2022年)を大幅に加筆修正したもの 参考文献:p163-184
- 昭和館デジタルアーカイブ
序章 問題意識と先行研究、研究目的
一 問題意識の概要とテーマ
二 先行研究
二―一 思想の科学研究会における「戦争体験」研究/二―二 体験者による「戦争体験」研究と非体験者による「戦争体験」研究/二―三 歴史社会学の一九八〇年代の叢生と一九九〇年代の台頭/二―四 一九九〇年代以降の戦争研究/
二―五 「戦争体験」という言葉との距離/二―六 「戦争体験」研究の視点/二―七 わだつみ会先行研究
三 分析視座
三―一 歴史社会学的方法/三―二 本書の位置および独自性
四 本書の方法と使用する資料
四―一 手法の特徴/四―二 使用する資料
五 本書の構成
第一章 わだつみ会における「思想団体」の定義と変遷――「思想」の言葉に着目して
一 はじめに
二 第一次わだつみ会の成立と解散
二―一 『きけわだつみのこえ』の刊行から第一次わだつみ会の発足/二―二 第一次の解散とその要因
三 第二次わだつみ会と「思想団体」という方向性
三―一 第二次わだつみ会の発足とその方向性/三―二 一九六〇年頃における「思想」の意味/三―三 第二次わだつみ会における「思想」/三―四 会の方向性と現実の問題/三―五 「思想団体」と「行動」の折衝/三―六 学徒兵から現実の問題へ/
三―七 第二次わだつみ会の終焉と改組案
四 第三次わだつみ会における「思想団体」の拡張
四―一 第三次わだつみ会と「天皇問題」/四―二 読者の変容
五 おわりに
第二章 わだつみ会における加害者性の主題化の過程――一九八八年の規約改正に着目して
一 はじめに
二 第三次わだつみ会と一九七〇年代――「天皇問題」への着目
三 一九八〇年代のわだつみ会
三―一 一九八二年の教科書問題/三―二 ピースボート/三―三 わだつみ会の加害者性/三―四 組織の体系化と会員の影響/三―五 「行動」への志向/三―六 会員の思想と規約改正/三―七 規約改正の過程
四 おわりに
第三章 非戦体験者による戦争体験者の戦争責任の追及――戦争責任を語るとはどういうことか
一 はじめに
二 わだつみ会への田口裕史の関わり
二―一 わだつみ会との出会い/二―二 一九八〇年代わだつみ会の取り組み/二―三 「わだつみを友人に贈る会」/二―四 アジア民衆法廷準備会と朝鮮人BC級戦犯支援運動/二―五 語りの定型化への意識
三 記述することと語ること
三―一 一九九〇年代のわだつみ会/三―二 「戦争体験」を発進する場/三―三 「戦後派」と田口の文章の差異
四 おわりに
第四章 わだつみのこえ記念館の設立過程と現在――繋ぐ場所としての記念館
一 はじめに
二 第一次わだつみ会と第二次わだつみ会における記念館構想
三 一九九〇年代における記念館構想
四 「わだつみのこえ記念館」設立へ
四―一 遺書・遺品展/四―二 わだつみのこえ記念館の方向性/四―三 繋ぐ場所としてのわだつみのこえ記念館
五 おわりに
終章 結論と今後の課題
一 結論と得られた知見
一―一 第一次わだつみ会の認識のその方向性/一―二 規約改正と人びとの認識/一―三 「戦争体験」の記述と語り/一―四 「戦争体験の」継承
二 今後の課題と展望
二―一 歴史学と社会学の戦争研究/二―二 わだつみ会と戦争責任論/二―三 わだつみ会と外部の関係/二―四 わだつみ会と世代
註
参考文献
あとがき
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