混血児指導記録 2
- サブタイトル
- 編著者名
- 文部省初等中等教育局 [編]
- 出版者
- 文部省初等中等教育局
- 出版年月
- 1955年(昭和30年)3月
- 大きさ(縦×横)cm
- 21×
- ページ
- 11,172p
- ISBN
- NDC(分類)
- 375
- 請求記号
- 375/Mo31/2
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 折り込表1枚
- 昭和館デジタルアーカイブ
第一部 二年生の記録
(一)昨年度にひきつづき、ほとんど問題なく成長しつつある例
Ⅰ養父の愛情でひきつづきすkすくとのびつつある。発表態度もよくなってきた。
Ⅱ髪を染めることをやめ、いくぶん自覚してきたが、明朗である。
Ⅲすなおでなんら問題ない。渡米の火を持って楽しく暮らしている。
(二)養護施設の混血児の例
Ⅳ衝動的で粗暴なのが、いっそうはなはだしくなって、指導がむつかしい。
Ⅴすなおおな面もあるが、乱暴で、成績もさがり、しだいに孤立しつつある。
(三)養護施設の混血児の例
Ⅵだいぶん学校生活になれたが、まだ社会的行動がとりにくい。(公立)
Ⅶ行きとどいた環境とキリスト教により今のところ問題なく成長している。(私立)
第二部 一年生の記録
(一)健全な家庭でかわいがられている例
Ⅷ祖父母が教育に熱心、実母もよい父と結婚した。入学前の経験は狭かったたがたいした問題ない。
Ⅸ実母も正業につき、祖父が非営にかわいがわり、積極的な性格で問題ない。やゝ落ち着きのないのが欠点である。
Ⅹ養母が非営に熱心で、性格が明朗かったつ、協力性は乏しいが、クラスのリーダーになりつつある。
(二)家庭はまだ不健全だが、教育には熱心で、今のところそれほど問題はない例
Ⅺ祖父母が熱心で、学習態度も良好である。やゝ自己主張の念に乏しい。
Ⅻ実母の生活は落ち着かないが、教育には熱心である。明朗だがやゝすれっ子の勧がある。
XIII実母にかわいがられ、気が短いが明朗快活である。
XIV実母は非常に心常に心配しているが、ゆきとどかず、かなりわがままなところがある。
(三)家庭環境に問題がある例
XV実母がこどもを寺にあずけて結婚してしまう。今までもいじめられることが多かったが、こんごが心配である。
XVI 複雑な家庭で、しつけが厳しいので表裏があり、外ではわがままである。
(四)養護施設の混血児の例
XVII衝動的で注意散まんである。昨年度に比し就学前の経験領域の片寄りは少ない。(公立)
XVIIIⅦと同じだが、二、三粗暴で落ち着きのない子もある。(私立)
第三部 混血児教育に対する意見、参考資料
【朝比奈宗源、混血児の母親H・A、石原房雄、城戸幡太郎、坂西志保、高木四郎、富田義雄、P・T・Aの一員M・Y、山室民子、義雄か久穂(外務省)、飯原久弥(厚生省)の庶民】
附表 昭和二十九年度混血児就学状況調査集計表
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