文化とファシズム
- サブタイトル
- 戦時期日本における文化の光芒
- 編著者名
- 赤澤 史朗 編/北河 賢三 編
- 出版者
- 日本経済評論社
- 出版年月
- 1993年(平成5年)12月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- iv,354p
- ISBN
- 481880696X
- NDC(分類)
- 210.7
- 請求記号
- 210.7/A33
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
序
1⃣ 観光・厚生・旅行――ファシズム期のツーリズム――(高岡裕之)
はじめに
一 日中戦争前夜におけるツーリズム
二 日中戦争下のツーリズム
三 ツーリズムをめぐる葛藤
おわりに
2⃣ 前衛芸術運動の抵抗と挫折――美術文化協会と瀧口修造を中心に――(小沢節子)
はじめに
一 美術文化協会の結成と前衛作家たち
二 瀧口修造の批評活動(一九三八~一九四一年)
三 前衛芸術運動の終焉
おわりに
3⃣ 戦時体制下の音楽界――日本音楽文化協会の設立まで――(戸ノ下達也)
はじめに
一 日中戦争の全面化と音楽界
二 一九四〇年の音楽界
三 音楽界の新体制運動
おわりに
4⃣ 日中戦争下の出版・言論統制論をめぐって(豊沢肇)
はじめに
一 「文化擁護」と統制批判――日中戦争開始より一九三八年初頭まで――
二 「文化国策」と統制への対応――一九三八年より一九三九年まで――
三 「新体制」と統制への対応――一九四〇年より太平洋戦争開戦まで――
おわりに
5⃣ 大日本言論報国会――評論界と思想戦――(赤澤史郎)
はじめに
一 言論報国会の結成
二 国内思想戦のイデオロギー
三 運動の展開
おわりに
6⃣ 戦時下の地方文化運動――北方文化連盟を中心に――(北河賢三)
はじめに
一 大政翼賛会文化部と地方文化運動
二 北方文化連盟の組織と活動
三 地方文化運動の思想
おわりに
7⃣ ファシズム期、アイヌ民族の同化論(高木博志)
はじめに
一 「北海道旧土人保護法」改正をめぐる同化論
二 高倉新一郎の同化論
おわりに
8⃣ 戦時下の女性の生活と意識――『主婦之友』にみる――(斉藤道子)
はじめに
一 戦時体制序曲(一九三七~一九三九)
二 国家の望む女性像(一九四〇~一九四二)
三 決戦下の生活(一九四二~一九四五年)
おわりに
9⃣ 戦時期の母と子の関係――家庭教育施策・家庭教育論の検討を通して――(村田晶子)
はじめに
一 戦時期の家庭教育施策――母子関係と組織化の方法の検討を通して――
二 天皇制公教育としての家庭教育
おわりに
あとがき
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