軍港都市横須賀・下町地区の都市形成
- サブタイトル
- 防火建築帯によるまちづくり
- 編著者名
- 黒田 泰介 著/亀井 泰治 著
- 出版者
- 関東学院大学出版会
- 出版年月
- 2023年(令和5年)3月
- 大きさ(縦×横)cm
- 21×
- ページ
- 236p
- ISBN
- 9784901734851
- NDC(分類)
- 518
- 請求記号
- 518/Ku72
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 主要資料・参考文献:p232-236
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに
横須賀下町地区について
第一章 軍港都市 横須賀のなりたち
横須賀のはじまり
横須賀製鉄所の建設/大滝町の誕生
海面埋立てによるまちづくり
小川町・若松町の成立/絵地図に見る明治期の下町
明治期における下町の変遷
明治六年/明治一五年/明治二二年/明治三六年
軍港都市としての発展
横須賀線の開通/横須賀市制の施行/大火による被害/軍縮による影響
第二章 震災復興と下町地区のまちづくり
関東大震災の被害と復興
震災前の下町地区/関東大震災の被害/横須賀市復興會の設立
震災復興によるまちづくり
都市計画と区画道路整備事業/海陸軍と市民の動き
震災復興の下町地区
町並みの変化/町内会と商店会の成立/町並みの中に残る震災前の道路空間
第三章 太平洋戦争前後の横須賀中心市街地
軍港都市の財政事情
財政難と海軍助成金/稲楠土地交換事業
戦時体制への移行
大軍港都市の誕生/横須賀中央駅/空襲被害と建物疎開
軍港都市から基地の街へ
進駐軍の進出と接収/自衛隊の創設と米海軍の駐留/旧軍港市転換法と都市の復興/終戦後の下町地区
第四章 耐火建築促進法と全国の防火建築帯
耐火建築促進法制定の背景
都市不燃化運動の始まり/(社)都市不燃化同盟の設立
耐火建築促進法の施行
耐火建築促進法(昭和二七年)成立の背景/法制定後の都市不燃化運動
今泉善一と日本不燃建築研究所
建築家・今泉善一/日本不燃建築研究所の活動
防火建築帯の造成
初期段階における全国の防火建築帯/防火建築帯造成の実例:鳥取市・沼津市・横浜市
第五章 下町地区の防火建築帯・・・三笠ビル
三笠ビル建設の経緯
三笠ビルの概要/共同化への取り組み/組合組織の結成/中央通路の建設/共同化実現への努力
三笠ビルの建築的特徴
配置・平面計画/断面(換気・採光)計画/近代的な設備計画/大通り側のファサードデザイン
第六章 下町地区の防災建築街区・・・あずまビル
高度成長期の横須賀市街地
昭和三〇年代以降の日本の社会経済状況/高度成長期の横須賀のまちづくり
防災建築街区造成法の施行
防災建築街区造成法の概要
三笠ビル完成後の下町地区
三笠ビル建設の影響/下町地区における防災建築街区造成事業
あずまビル(横須賀市防災建築街区第四区)の建設
あずまビル建設に至る経緯/あずまビルの特徴/あずまビル建設後の横須賀下町
第七章 軍港都市 横須賀のまちづくり
横須賀下町の「これまで」と「これから」/都市防災と都市再開発
あとがき
図版出典
主要資料・参考文献
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