虎と戰車と軍医

序　（山路秀男）
序　（日高為政）
序章　さらば包頭（パオトウ）
黄塵万丈
きざし
参謎に食いさがる
「カマクラヘアツマレ」
部隊誕生
春風とともに
さらば万里の長城よ
　
第一章　北京の春
万寿山のふもとにて
転把とる手に花が散る
通州域
ほんとうの日本軍
京津ハイウェイ
北京ところどころ
天壇と藘構橋
先遣隊発進
　
第二章　虎ついに起つ
戦雲たなびく
夜河を渡る
鄭州域
敵は洛陽にあり
　
第三章　初陣
士気
五月一日
楚河舗
鉄濤（てつとう）
白い麦
最初の空襲
白沙鎮
　
第四章　洛陽への道
血戦、龍門山
夜襲成功
中隊長戦死
死闘三日
死守とは
　
第五章　東奔西走
高屯の司令部
龍門石仏
邑澗北門に散る
三山村
ノミの足音
はじめての退却？
奮戦、吉松連隊
叚村城外
大活躍、芹沢収容隊
　
終章　洛陽の夕日
五月の最も長い日
「花園」本部
砲撃開始
邂逅
㋖最初の戦闘救護班
戦救護班前進せよ
名狙撃手
洛陽城の落日
あとがき　（鈴木博）
付録