占領下日本の産業問題

はしがき
第一章　造船工業
労働者からの超過搾取
独占資本の莫大な利潤
財政資金の横領
管理貿易
中小造船・下請企業からの収奪
　
第二章　国有鉄道
国鉄資本はどのように国鉄労働者を搾取しているか
国鉄資本はどのように国民諸階層を収奪しているか
米日反動はどのように国鉄を破壊しているか
国鉄労働者を中心とする統一行動の発展
　
第三章硫安工業
序言
米日独占資本と別府化学
労働者の状態
労働者の闘争の発展
　
第四章　鉄鋼業
尼鋼労働者とその家族の団結
尼鋼労働者をめぐる統一行動の発展
資本陣営の弱化と内部対立の激化
　
第五章　織物業
タオル業の状況
糸の独占価格を通じての十大紡と糸商の収奪
金融引締めによるタオル業の破壊
国外市場と国内市場の狭隘化
機業者の要求と行動
タオル労働者の状態と闘争
　
第六章　経済危機と国民の闘争
ふかまりゆく経済危機と国民生活の破綻
第二次世界大戦後の国際情勢
ＭＳＡ軍事合理化政策とその矛盾
労働者と国民の大きな成長
前進の展望