図書目録ヤマ ニ イキル資料番号:000069956

山に生きる

サブタイトル
受け継がれた食と農の記録 手をかけるかお金をかけるか 坂本シゲさん(岩手県岩泉町岩泉)
編著者名
大谷 洋樹 著
出版者
川口印刷工業株式会社出版プロジェクト
出版年月
2021年(令和3年)7月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
134p
ISBN
9784909760111
NDC(分類)
611
請求記号
611/O84
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

まえがき
序 質素でもひと手間でおいしく
「もったいないが先に立つ」
しょっぱいものはしょっぱいままで
養蚕と自給自足
 
第1章 粗食が原点
麦、ヒエが主食
普段は三穀飯
麦けえ 消化よくおいしかった
野菜が出汁
肉はウサギと鶏だけ
食糧難のころ
腹いっぱい食べたかったコメ
増量の知恵
煮えやすく 節約の工夫
蒸したヒエの香り
炊くと増えるヒエ
鍋は先人の知恵
ヒエのマツタケご飯
囲炉裏の灰で蒸し焼き
マツタケそのものの味
かっけばっと
にんにく味噌で温まる
そばかっけをせんべいに
 
第2章 自分でつくる、保存する
手をかけるほど味がでる~調理素材をつくる
70年味噌をつくった
味噌漬け大根できれば一人前
麦けえと合う「しょうゆ豆」
納豆や酢も自家製
保存の知恵~漬ける
野菜や山菜、キノコを塩漬け
ヒエやコメの糠、おからも利用
鮮度のよい魚は塩辛に、残った塩辛は糠漬けに
サケの内臓がおいしい
味噌や漬物、野菜をムロに
保存の知恵~干す
ヨモギやノノバを粉に
おっぱいでない人に寒ざらし
何でもケダに上げて干した
自然の力で
虫がつかない方法
 
第3章 「もったいない」の教え
ケチになりなさい
春一番の新芽は食べられる
マツタケとったら自主的に山主に
今になってありがたみ感じる
身近だった山の果実や木の葉
お茶といえばクワかカキ
子供がとった果実
自家採取の蜂蜜で菓子づくり
自然の家庭薬 代々受け継いだもの
果実を火にかけて
胃腸によいもの
マムシ、テングタケ…焼酎に漬けて
疫病に
特別な病気に
胸の病気 熱さまし
生き血 丈夫な体に
打ち身によいもの
 
終章 来し方を振り返って
戦争が年頃にぶつかった
つくって食べる楽しみ
体によい自然のものを生活に
付録 ご先祖に感謝 家族手づくりの行事食
戦争に負けて変わった
家族の手づくり
昔の人の言い回し
残ったものも大切に
感謝の気持ちを表す行事
表)岩泉の年中行事と食事
坂本シゲさんの横顔
あとがき

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