春風のなかの子ども
- サブタイトル
- ルポルタージュ 浮浪児からテレビッ子まで
- 編著者名
- 永井 萠二 著
- 出版者
- 太平出版社
- 出版年月
- 1979年(昭和54年)11月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 235p
- ISBN
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/N14
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
Ⅰ
春風のなかの子ども-ヌマ・カン随行記
浮浪児たち
タカリ専門のガンジー
豪華な昼めしトシカツ三枚
ポケットの中に「英語」独習法
母を思い出す『家なき子』
四年後の「街の木の葉」-「春風のなかの子ども」後日物語
浮浪児少年に再会する
幼い「街の英雄」たち
「かあさん」の歌に泣いて
山びこ学校の子どもたち-東北の山村でみた自在な教育
二四歳の無着先生
「シェンシェ負けたぁ」
ゼニと人間とトンコ節
『山びと学校』の反響
無着先生という男
逃げなかった先生
『山びと学校』を生んだ村
農友クラブ
江口江一くんの家のばあい
無表情な第一印象
山びこ学校の卒業生
ムチャクシェンシェ
七年たった「山びこ学校」の村-おとなになった子どもたち
無着先生、故郷へ帰る
先生の去ったあと
台帳の中身が告げる歴史
江口くんのその後
なぜ村から出ていった
もっとながい目でみてくれ
村はどう変わった?
「にくしみのふるさと」
山びこ学校への評価
「方向は正しかった」
豊かな生活への道
Ⅱ
隅田川の子どもたち-水上小学校の生活
待ちに待った夏休み
「うちの船がいない」
ハシケ生活の不衛生さ
かなしい水上児童
不幸な子を守る愛情
東京「飯場」の子どもたち-都会のなかの「村」に住む
転校に転校をかさねて
よその連中に負けないで
町の人たちの理解不足
地元生徒の友情に泣く
「飯場の子」の大粒の涙
山奥の子どもたちの笑顔-「かかし座」の学校公演とともに
「マタキテネ」の落書
幻想的なシルエット
水準たかい鑑賞能力
辺地の子どものくいいる瞳
ある卒業式・さようなら段段畑-離島を巣立つ三〇人の子ら
進学と就職とが半はん
卒業式にあふれる涙
いろんな道に別れるなかま
雨の定期の別れ
おらあ、雨の日大嫌えだ-羽越水害の孤児たち
色彩の消えた園児の絵
洪水にうなされる
「優子、おまえだけは生きてよ」
いつも子どもが犠性に
Ⅲ
一〇代の事件館-わかものたちの現実
禁じられた遊び-シンナー乱用のおとし穴
乱用死が激増
からだの力がぬける
発火点は群馬の太田
志村三中のばあい
家庭の注意が防止の根本
「不屈の青春」の人たち-戦災浮浪児のたどった道
舞台化の悲願
地下道からはいあがる
善意の人びとのすくいの手
日雇をして夜間中学へ
かならずやるぜ!
両親のそろった「欠損家庭」-出稼ぎ村の「孤児」
千秋学園の女の子たち
姫子の転落のはじまり
ジャズ喫茶での二か月
生徒をなぐらねごと
貝になった少年-現代の難病「自閉症」
フタをとじた貝のように
手さぐりの自閉症治療
千差万別な奇妙なくせ
まだつかめぬ自閉症の原因
沖縄からきた少年-求人競争に甘えた悪の芽
沖縄からきた三人
勤めて五日でもうやめる
寮をぬけだして強盗を
沖縄の仲間に恥ずかしい
生と死の二つの青春-「西穂高惨事」あれから二年
ふたりの生徒
生と死の谷間
よろこびとかなしみと
悲痛な思い出
なぜ死んだ
ホウキよ、ギターになってくれ-少女の「ネリカン日記」
少年ハウス女子寮で
ネリカン日記
教え子にもらった赤い自転車-精薄児の就職問題
おちこぼれの「代弁者」
教え子たちのプレゼント
0+2=2がわかるまで
やれよ、がんばれよ
Ⅳ
大邱のガム売り少年-『ユンボギの日記』
こめられた母への思慕
空腹で涙が止まらない
級友の愛情に支えられ
貧苦のなかでも雄雄しく
はげましの手紙に泣く
母はこの空の下いずこ
あとがき (永井萌二)
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