日本陸軍兵器沿革史
- サブタイトル
- 編著者名
- 吉永 義尊 著
- 出版者
- 吉永義尊
- 出版年月
- 1996年(平成8年)6月
- 大きさ(縦×横)cm
- 21×
- ページ
- 248p,図版20p
- ISBN
- NDC(分類)
- 559
- 請求記号
- 559/Y92
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
まえがき
前史
黒色火薬と鉄砲の誕生
鉄砲から大砲へ
草創期
その時代の陸軍の用兵思想
フランス式陸軍は幕末から
初期の兵器行政制度
研究開発に関する行政機関
鉄砲はフランスからもドイツからも
制式兵器の始まり村田銃
大砲から近代的な火砲へ
画期的な国産大口径砲
兵器製造機関の移り変り
七糎野山砲はイタリア式
火薬について
徐々に近代的軍隊に脱皮
外国兵器導入期
対外戦争の準備を迫られる
陸軍ドイツ化の経緯
メッケルという人物
海岸要塞の整備が始まる
対外戦争が始まるまで
速射といわれた時代
砲兵と工兵との関係
日清戦争から日露戦争へ
31式速射野山砲という火砲
野砲と山砲の関係
要塞砲も速射へ
日露戦争が始まる
間に合わなかった野砲の輸入
自主的開発の芽生え
重砲ではロシア軍に勝る
野戦砲の大型化・曲射化へ
兵器国産化期
世界の強国への道
国産化は銃から砲へ
純国産火砲の第1号
大口径砲も新時代のものに
野戦重砲の誕生とその火砲
第1次世界大戦へ
戦争の様相を変えた新兵器
大戦が用兵思想に与えた影響
技術本部の誕生へ
研究方針の重み
世界大戦で生まれた兵器
国産自動車の始まり
11年式と呼ばれた兵器
飛行機が生んだ高射砲
弾薬について
戦車の研究開発始まる
第2次フランス砲兵
兵器国産期(1)
過渡期の兵器
昭和初期という時代
世界大戦に学ぶ用兵思想
牽引車が遅れた機械化砲兵
科学研究所と技術本部の関係
緑の下の力持ち・工兵器材
試作第1号戦車から89式まで
戦車用銃砲の開発へ
ディーゼル利用で先鞭
野砲も機械化へ
作戦・教育上の要求を人事面から
平和が開発を遅らせる
火砲の脇役たち
通信器材という兵器
消えていった兵器
1門だけの制式火砲
兵器国産期(2)
世界動乱への動き
次第に戦時体制に
作戦上の要求で生まれた95式野砲
予想戦場と兵器研究
技術の進歩を阻むもの
主力戦車の登場
山砲の大型化とその運命
自然を相手とする兵器
戦車と飛行機に対抗するには
攻城砲も機械化が可能に
研究方針全面改定の背景
極秘にされていた兵器
秘密戦のための兵器
臼砲と迫撃砲
騎兵の馬に代わった「車」
ノモンハンの教訓に学ばず
最後の技術本部
兵器国産期(3)
開戦前夜「昭和16年夏の敗戦」
航空の優位を実証した海軍
遅れた対空兵器
鉄砲で戦車を撃つ
最後の兵器行政機構
兵器研究方針の全面改定
生きていたノモンハンの教訓
だが教訓は実らなかった
離島作戦に悩まされる
世界大戦に転機をもたらした1年・
陸軍が潜水艦を作る
風船爆弾の攻撃始まる
決戦兵器から特攻兵器へ
ロケットは硫黄島へ
巨砲の最後と最後の巨砲
終章
あとがき
写真・図面
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