戦時下女学生の軍事教練
- サブタイトル
- 女子通信手と「身体の兵士化」 越境する近代;15
- 編著者名
- 佐々木 陽子 著
- 出版者
- 青弓社
- 出版年月
- 2022年(令和4年)11月
- 大きさ(縦×横)cm
- 22×
- ページ
- 282p
- ISBN
- 9784787220967
- NDC(分類)
- 390.7
- 請求記号
- 390.7/Sa75
- 保管場所
- 開架一般
- 内容注記
- 学校体育教育に関する変遷:p245-250 参照・引用した学校誌:p251-275
- 昭和館デジタルアーカイブ
序章 軍国主義と女子の身体
1 戦時下の女子教練と女子の軍属
2 本書の調査方法
3 本書の構成
4 高女生の「身体の男性化」
第1章 戦時下の高女とジェンダー-研究対象と先行研究
1 高女の歴史と特徴-本書の研究対象
2 高女での「良妻賢母」教育の研究
3 軍国主義教育での女子身体の再構築
4 戦争と高女研究
第2章 戦時下高女の女子教練にみる「身体の男性化」
1 「健康な母」と「女らしさ」の綱引き-女子体育と体力章検定
2 女子教練の制度的概要
3 女子教練の実態
4 女子武道
5 「体錬科」の全体像
6 学校誌による女子教練の全数調査-埼玉県と千葉県
第3章 戦時下高女の軍事化の具体的様相-関東・東海地方の聞き取り調査から
1 軍国主義型校長-埼玉県立熊谷高女
2 軍隊との関係の希薄さ-千葉県立市原高女
3 軍事的重要拠点の高女-静岡県浜松市立浜松高女
4 厳しくない教練-神奈川県立秦野高女
5 「逸脱」した教育実践-東京都立深川高女
6 高女での軍事化の類型化
第4章 戦時下の高女の学校生活-高女生身体への視線の交錯
1 戦時下の高女の学校生活
2 忠君愛国的身体の構築と「身体の男性化」
3 高女生の「身体の労働者化」と「労働の男性化」
第5章 女子通信手としての軍属経験-「労働の男性化」の一側面
1 女性軍属としての女子通信手
2 愛知県名古屋地区の女子通信手
3 北海道札幌の女子通信手
終章 調査が問いかけるもの
1 戦時下の女子の身体をめぐる錯綜した視線
2 軍国主義の潮流に抗うことの困難と可能性
資料1 学校体育教育に関する変遷
資料2 参照・引用した学校誌
初出一覧
あとがき
索引
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