終わらない戦争
- サブタイトル
- 復員船「鳳翔」“終戦”までの長き航路
- 編著者名
- 戸津井 康之 著
- 出版者
- 二見書房
- 出版年月
- 2023年(令和5年)5月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 287p
- ISBN
- 9784576230566
- NDC(分類)
- 210.75
- 請求記号
- 210.75/To73
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 参考文献:p286
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに
プロローグ 海霧-”幻“の復員船-
消え入りかけた証言
記録はどこへ?
戦勝国の事情
忌避された記憶
第一章 凪-日本海軍の最期-
玉音放送
焼かれた軍艦旗
800人の大号泣
第二章 回頭-空母から復員船へ-
帰郷せず
新たな使命
復員船への大改造
自決を覚悟した艦も
軽んじられた人道支援
もう一隻の空母
手負いの空母
第三章 抜錨-錨を上げろ-
特製の旗“をなびかせて
やっかいな敵
いつもと違う船出
出港の残像
実戦でも訓練でもない航海
多忙な通信業務
変わり果てた兵士たち
激戦の島を” 転戦“
決死のダイブ
満艦飾-オール・フラッグ
帰還者の叫び
パイロットの乗船
第四章 蜃気楼-天国と地獄-
宿命
波乱の幕開け
「瑞鶴」から「鳳翔」へ
地獄の「鳳翔」
生死を分けた擬装
南十字星
文豪が見た天国
第五章 全速前進-南へ、西へ・・・-
ソロモンへ
赤道を越えて
大海の脅威
水葬の哀しみ
「生きては帰れぬニューギニア」
住所“は「鳳翔」
世界屈指の国際港へ
カツベン士の訪問
藤山一郎も乗船
対米決戦、因縁の地へ
第六章 投錨-”老船“最後の戦い-
満州へ
真っ白い引揚者たち
葫芦島で見た生き地獄
一縷の希望
食事のうらみ
復員活動1年
第七章 転錨-空母から海防艦へ-
戦い、いまだ終わらず
小さな海防艦へ
海防艦の活躍
荒野で待つ同胞を救え
厳しい規律
第八章 宜候-舳先の向かう先-
「鳳翔」の最期
復員船からの転身組
最後になびいた日章旗
復員活動の退職金
止水工事に豆腐修業
平和の礎は永遠に
エピローグ 霧笛-「里の秋」-
「いずも」艦上コンサート
海上自衛官として受け継ぐもの
思い出のギター
おわりに
主な参考文献
筆者略歴
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- 図書情報部 図書係
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