写真が語る銃後の暮らし
- サブタイトル
- ちくま新書;1732
- 編著者名
- 太平洋戦争研究会 著
- 出版者
- 筑摩書房
- 出版年月
- 2023年(令和5年)6月
- 大きさ(縦×横)cm
- 18×
- ページ
- 347p
- ISBN
- 9784480075581
- NDC(分類)
- 210.7
- 請求記号
- 210.7/Ta22
- 保管場所
- 開架一般
- 内容注記
- 日中戦争・太平洋戦争関係略年表:p341-345 主要参考文献:p346-347
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに
序章 昭和モダン
第一次世界大戦後の日本/大正デモクラシーの新潮流/昭和モダンの誕生
第一章 軍靴の音 一九三一(昭和六)年~一九三六(昭和一一)年
欧米列強依存からの脱却/中国社会のナショナリズム運動/傀儡国家・満州国建国/国際的孤立化への道/「二・二六事件」と軍事路線の胎動/大日本国防婦人会の役割
第二章 国家総動員 一九三七(昭和一二)年~一九四〇(昭和一五)年
泥沼の日中戦争/国民運動と化した千人針/国民精神総動員運動の展開/前線と銃後の温度差/国家への白紙委任「国家総動員法」/皇国の恩に報いる/「バスに乗り遅れるな!」/国民の戦時体制編入の完成/全面戦争の決定打となった三国同盟/紀元二六〇〇年を祝う国民
第三章 必勝の生活戦 一九四一(昭和一六)年~一九四三(昭和一八)年
悪化の一途を辿る日米関係/山本五十六長官の戦略/太平洋戦争の戦端を開く/緒戦の勝利を謳い上げる/ミッドウェー海戦と大本営発表/日本軍、終わりの始まり/山本五十六長官搭乗機、撃墜される/太平洋上の「玉砕」する島々/
貨幣も回収された「くろがね動員」/「少国民」の練成/青年の大量消耗(学徒動員・女子挺身隊)/配給でしのぐ国民生活/「撃ちてし止まぬ」の鉄意
第四章 一億戦闘配置 一九四四(昭和一九)年~一九四五(昭和二〇)年八月一五日
民間人を巻き込んだサイパン島の戦い/東条英機の憲兵政治/都市部からの疎開が始まる/困窮を極める日々の暮らし/インパール作戦の凄惨/幻の大戦果・台湾沖航空戦/神風特別攻撃隊、初出撃/日本焦土作戦開始/本土防衛の盾となる沖縄/
女性と少年も戦闘員として動員/希望的観測に満ちた終戦工作/広島・長崎に原子爆弾投下/二度の「聖断」で無条件降伏が決まる/見捨てられた満州開拓移民
終章 敗戦と占領
降伏文書調印で太平洋戦争が終わる/天皇制残置の日本占領/日本人の飢えを救ったヤミ市/焼け跡に放り出された子どもたち/引揚者と復員兵による民族大移動
おわりに
日中戦争・太平洋戦争関係略年表
主要参考文献および写真提供・主要出典
資料の利用については4階 図書室のご利用にあたってをご覧ください。
- 担当:
- 図書情報部 図書係
- 電話番号:
- 03-3222-2573
- FAX:
- 03-3222-2626

