沖縄を襲った米大艦隊
- サブタイトル
- 「10・10空襲」の実相に迫る
- 編著者名
- 久手堅 憲俊 [著]
- 出版者
- あけぼの出版
- 出版年月
- 2004年(平成16年)7月
- 大きさ(縦×横)cm
- 21×
- ページ
- 212p
- ISBN
- NDC(分類)
- 219.9
- 請求記号
- 219.9/Ku16
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
序にかえて
10.10空襲と沖縄戦への思い
10.10空襲について
10.10空襲と『モリソン戦史』とのであい
Ⅰ 日本軍の戦線拡大と米軍の反撃
戦火を太平洋に拡大した日本軍
満州事変/日中戦争に突入/コタバルへの奇襲・侵略/真珠湾攻撃/米軍の再建・再編
珊瑚海海戦で日本軍への反撃の口火を切った米軍
ミッドウェーとガダルカナルでの日本惨敗
ミッドウェーの海戦/ガダルカナルの戦闘
太平洋の日本軍基地を米軍が次ぎつぎ攻略
米軍、南洋諸島を占領
マキン島奇襲/ギルバート諸島を占領/ラバウル基地を無力化/アッツ島の壊滅とキスカからの日本軍撤退/マーシャル諸島の占領/トラック諸島を空襲/サイパンを占領/パラオ諸島のペリリュウ島を占領/ウルシーを占領
Ⅱ 第三二軍の創設と県民総動員
貧乏県へ一大浪費集団がおしかけてきた
貧弱な装備と兵員欠乏で構成された沖縄は配備軍
牛島司令官・長参謀長と南京事件
南京で第三六旅団長だった牛島司令官/南京でみずから虐殺の手本を示した長参謀長
沖縄列島を皇軍の「不沈空母」化へ
米潜水艦が暴れる「魔の海」となっていた沖縄近海/「ソテツ地獄」/県民総動員で飛行場建設を急いだ大本営
きわめて貧弱だった沖縄の通信事情
目標にはるかに及ばなかった日本の航空機生産
対馬丸の悲劇
Ⅲ 一〇・一〇空襲
日本の継続能力たつため不可欠の米軍作戦
沖縄は日本にとっての重要な中継地
大艦隊で沖縄に迫った米軍
米戦艦を航空機の生産・装備を飛躍的に前進させた電気溶接と電気兵器
電気溶接の採用で艦船の製造に一大革命を起こしていたアメリカ/世界先進の電波探知機の発明さえ無視した日本軍部
第三二軍の対空戦備は?
一〇・〇空襲へ米高速空母機動部隊出動
アドミラリティー諸島など日本軍陣地を攻略した沖縄へ
こつぜんと消えた米大艦隊
混乱する日本の連合艦隊
哨戒体制をゆるめた日本軍
波を蹴って沖縄にすすむ米大艦隊
米軍を迎え撃つ沖縄の日本軍は
招宴にうつつをぬかす三二軍司令部
一〇・一〇空襲開始 米軍の一番機飛びたつ
レーダーや監視哨は米軍機をとらえたが・・・
北・中飛行場を急襲した米軍機
滑走路には飛行機の残骸
【コラム】江龍丸を徴用労働者
伊江島では
本部では
運天港の潜航艦基地は
慶良間諸島では
那覇市では
広がる那覇市の火災
日本初の焼夷弾をくぐりぬけた女学生の話/やがて全市が燃えた
三二軍の対空反撃は
【コラム】対馬丸と一〇・一〇空襲
米軍機の残弾処理場にされた南風原村与那覇
鹿屋飛行場から索敵にきたときには・・・
捷号作戦と陸軍沖縄方面作戦に記載されている空襲被害
沖縄からさらに台湾攻撃へ
南西諸島全域の主な米軍空襲の状況
結びにかえて
一〇・一〇空襲とはなんだったのか
有事法制と沖縄
米国の一国覇権主義とこれに追随する日本は歴史への逆行
一〇・一〇空襲 米大艦隊の詳報
全艦艇の種別と艦艇長名、排水量、速度および搭載機種と機数、艦隊群構成などを一覧で表示。
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