創宇社建築会の時代
- サブタイトル
- 戦前期都市文化のゆくえ
- 編著者名
- 佐藤 美弥 著
- 出版者
- 吉田書店
- 出版年月
- 2023年(令和5年)3月
- 大きさ(縦×横)cm
- 22×
- ページ
- vi,334,17p,図版 [6] p
- ISBN
- 9784910590103
- NDC(分類)
- 523
- 請求記号
- 523/Sa85
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 博士論文「都市社会における文化活動の研究」(一橋大学,2010年)およびその後の研究の成果をもとにまとめたもの 索引:巻末p1-9
- 昭和館デジタルアーカイブ
まえがき
一 戦前期日本の都市における自己表現
二 二人の建築家山口-「憧れのハワイ航路」と創宇社建築会
序章 戦前期都市文化研究の対象としての創宇社建築会
一 日本近現代史研究における都市文化
二 創宇社建築会研究のこれまで
三 当事者の声
四 本書の構成および使用した資料
五 創宇社建築会の時代
第Ⅰ章 創宇社建築会の萌芽-都市で成長する若き建築家たち
一 創宇社建築会を結成した同人たち
二 中間技術者集団としての創宇社建築会
三 創宇社建築会同人たちにとっての労働としての建築
第Ⅱ章 第一次世界大戦・関東大震災と創宇社建築会の結成 一九二三
一 創宇社建築会の結成
二 「心」の建築-第一次世界大戦から関東大震災にかけての建築論
三 記憶された先駆者-分離派建築会
四 忘却された先駆者-ミネルヴァ・ソサエティ
五 「帝都復興」と建築家たち
第Ⅲ章 創宇社建築会の展開 一九二三-一九三〇
一 「原始」への遡行-「我等は古代人の純情なる創造の心を熱愛し」 一九二三
二 帝都復興創案展覧会における創宇社建築会 一九二四
三 アヴァンギャルドと創宇社建築会 一九二五-一九二七
四 新しい建築とマルクス主義 一九二八-一九二九
五 建築観の転換-創造から実践へ 一九三〇
第Ⅳ章 創宇社建築会同人たちの伏流 一九三一-一九四五
一 官吏減俸反対運動における逓信省の建築家たち 一九三一
二 建築科学研究会から青年建築家クラブへ-模索と挫折 一九三二-一九三五
三 建築から政治活動へ-梅田穣と今泉善一の場合 一九三二
四 戦時の思案-竹村新太郎の場合 一九三五-一九四五
五 創宇社建築会同人たちの敗戦 一九三一-一九四五
第Ⅴ章 戦後における「建築運動」と創宇社建築会同人たち 一九四五-
一 戦災都市と住宅不足に直面して-戦後「建築運動」の復活
二 新日本建築家集団(NAU)の結成と活動
三 NAUの後に続くもの-一九五〇年代以降の建築家グループ
四 創宇社建築会同人と戦後建築
終章 戦前期都市文化のゆくえ
一 創宇社建築会とはなんであったのか
二 「再発見」される創宇社建築会の時代
あとがき
創宇社展覧会出品作品一覧
創宇社同人および出品者一覧
事項索引
人名索引
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