秘録大分県の戦後政治 1(1945-1954)
- サブタイトル
- 編著者名
- 清原 芳治 著者
- 出版者
- 大分合同新聞社
- 出版年月
- 2000年(平成12年)1月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 341p
- ISBN
- NDC(分類)
- 318.295
- 請求記号
- 318/Ki85
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 文献あり
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに
第一章 昭和二十年後半(一九四五)
号泣する中村知事/知事告諭/米軍の大分進駐/姿を消す軍人市長/中村知事の退任/細田知事の登場/戦後初の県会/政党の復活(日本共産党・日本社会党・自由党・進歩党・農政会・大分県農本党•その他の群小政党)/木下大分市長の社会党入党/衆議院の解散
第二章 昭和二十一年(一九四六)
社会党の内部抗争/鳩山一郎を迎えて自由党県支部の結成大会開く/戦後第一回総選挙/十一年ぶりのメーデー/流血の臨時社会党大会/米軍キャンプ建設で力を付けて政界に進出する土木業界/混乱した大分商工会議所の戦後創立総会/進歩党から民王党へ/大分県連合婦人会の設立/進歩党、県出身の一松逓
信大臣を迎えて県支部大会を開催/公職追放
第三章 昭和二十二年(一九四七)
自由党県支部、星島商工大臣を迎えて大会を開く/二・一ゼネスト中止/国民協同党県支部の発足/第一回知事選挙/第一回参院選/第二回総選挙/県議会議員・市長選挙/選挙後の各党の内情と県議会の会派構成/初の民主県議会/高山副知事の選任と県の幹部人事/民主・自由両党の大物来県と演説会
第四章 昭和二十三年(一九四八)
県庁、炎上す/役員総辞職に揺れる大分商工会議所/教育復興闘争と飯田教育部長の着任/大分経営者協会の発足/県全労働組合会議の結成/畳表ヤミ事件とケーブル払い下げ事件/民主自由党の結成/民主党の混乱/社会党右派の巻き返し/初の県教育委員選挙/社会党左派が主導権をにぎり、安田を除名/県教組の分裂
第五章 昭和二十四年(一九四九)
第三回総選挙/各党の総選挙後遺症/県全労の分裂と県労連の結成/天皇の御巡幸/県議会議長交替をめぐる抗争/県職労幹部の解雇と教員のレッドパージ
第六章 昭和二十五年(一九五〇)
民自党の内紛、一年振りに和解/社会党の分裂と県連の動き/金光代議士、民主党を離党して自由党に移る/社会党県連の参院選候補選びと役貝改選/自由党の発足と参院選をめぐる動き/第二回参院選/県関係の参院選全国区候補の動静/安部県議会議長不信任案を可決/混迷する県議会/佐藤副知事の選任/レッドパージ/第二回県教育委員選挙/県労評の結成/民主党の分裂と国民民主党の結成
第七章 昭和二十六年(一九五一)
保守合同自由党の発足/細田知事、自由党に極秘入党/国民民主党の細田推薦と社会党の平野学擁立/第二回知事選/第二回県議選/統一地方選後の政党、県議会、県執行部の動き/自由党の県教組攻撃/共産党県委員会幹部の大量除名/迫放解除/西田県議会副議長の辞任勧告決議案、一票差で否決/鎌城山解
放同盟による集団恐喝事件/分裂の道たどる社会党県連
第八章 昭和二十七年(一九五二)
社会党県連、事実上の分裂/追放解除者を迎え、新党結成の動き始まる/左右社会党県連、別々に大会を開く/警察の謀略、菅生事件起きる/重光葵を迎えて改進党県連支部の結成大会開く/抜き打ち解散と改進、自由両党の事情/候補擁立をめぐる左右社会党の内部抗争/総選挙、自由党の牙城崩れる/第三回県教育委員選挙/敗北した自由党と左派社会党の混乱
第九章 昭和二十八年(一九五三)
各党の新しい陣容/バカヤロー解散と各党の選挙態勢づくり/自由党が議席を倍増、敗北の左派社会党は立て直しが急務に/第三回参院選/左派社会党の再建/細田知事の外遊と県の機構改革/西田副議長の脱税疑惑と知事選への胎動/県教組と高教組の決定的対立
第十章 昭和二十九年(一九五四)
自由党県連の新体制と西田副議長の辞任/左右社会党の動き/ギクシャクする県議会と細田の関係/県連合青年団の主導権争い/議会側、細田県政に攻勢かける/自由党、細田県政に宣戦布告/左右社会党の木下郁擁立劇/新党結成協議会の来県と新党県同志会の結成/知事選問題で岐路に立つ改進党県連/難航
する左右社会党の革新統一候補/民主党県連の結成と細田知事推薦/重光、一万田の入閣で意気上がる民主党県連/県議会で細田三選をめぐる激しい論戦
参考文献
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