戦争はいかに終結したか
- サブタイトル
- 二度の大戦からベトナム、イラクまで 中公新書;2652
- 編著者名
- 千々和 泰明 著
- 出版者
- 中央公論新社
- 出版年月
- 2021年(令和3年)7月
- 大きさ(縦×横)cm
- 18×
- ページ
- iv,296p
- ISBN
- 9784121026521
- NDC(分類)
- 391
- 請求記号
- 391/C43
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 主要参考文献:p281-296
- 昭和館デジタルアーカイブ
はしがき
序章 戦争終結への視角-「紛争原因の根本的解決」と「妥協的和平」のジレンマ
第1章 第一次世界大戦-「勝利なき平和」か、懲罰的和平か
1 双方による妥協的和平の拒絶-平和の保障を求めて
2 ロシアへの和平要求-ブレスト=リトフスク講和
3 「十四か条の原則」とドイツとの対話-ウィルソン覚書をめぐって
4 ドイツへの和平要求-コンピエーニュへの道
第2章 第二次世界大戦<ヨーロッパ>-無条件降伏政策の貫徹
1 イギリスの和平拒絶・フランスの屈伏-ドイツの快進撃と連合国の分裂
2 無条件降伏政策-ウィルソンの「亡霊」
3 イタリアへの降伏要求-無条件降伏政策の緩和
4 ドイツの打倒-「勝者の意志の容赦ない押しつけ」
第3章 第二次世界大戦<アジア太平洋>-「幻想の外交」の悲劇
1 ポツダム宣言の発出-無条件降伏政策の修正
2 ソ連仲介策-「幻想の外交」の始まり
3 核兵器使用、ソ連参戦、ポツダム宣言の受諾-絡まり合った運命の糸
第4章 朝鮮戦争-「勝利にかわるもの」を求めて
1 国連側の北進-めざすは鴨緑江
2 共産側の南進-「まったく新しい戦争」
3 休戦会談-「勝利にかわるもの」
4 朝鮮休戦協定の締結-捕虜問題の迷走の果てに
第5章 ベトナム戦争-終幕をひかえた離脱
1 アメリカの離脱へ-ベトナム戦争の「ベトナム化」
2 ハノイの妥協-革命を守るための外交
3 パリ協定の締結-「時間的間隔」の真意
第6章 湾岸戦争・アフガニスタン戦争・イラク戦争-共存から打倒へ
1 フセイン体制打倒の回避-戦争目的の限定
2 停戦の合意-「百時間戦争」の陥穽
3 タリバン政権の打倒-その首をはねよ
4 フセイン体制の打倒-「衝撃と畏怖」の誘惑
終章 教訓と出口戦略-日本の安全保障への示唆
あとがき
主要参考文献
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