日本陸軍史上最も無謀な戦い
- サブタイトル
- インパール作戦失敗の構図 光人社NF文庫;ひ1306
- 編著者名
- 久山 忍 著
- 出版者
- 潮書房光人新社
- 出版年月
- 2023年(令和5年)4月
- 大きさ(縦×横)cm
- 16×
- ページ
- 443p
- ISBN
- 9784769833062
- NDC(分類)
- 391.2
- 請求記号
- 391.2/H76
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 単行本「インパール作戦悲劇の構図」(平成30年刊)の改題 参考・引用文献:p440-441
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに
第一章 徴兵からビルマに行くまで-渡辺伊兵衛の回想
太平洋戦争の開戦の日 入営 出征 小巴里、サイゴン 日章旗が翻るシンガポール(昭南島) ビルマ上陸
第二章 インパール作戦が実施されるまで
二一号作戦 第一次アキャブ作戦(三一号作戦)とウィンゲート旅団 二人の将軍 インパール作戦をめぐる人々 ラングーン兵棋演習 沈黙の責任 第三三師団の作戦前進攻 ファラム、ハカ輸送-渡辺伊兵衛の回想 河邉中将 邁進 作戦発動
第三章 インパール作戦開始
第二次アキャブ作戦 第三三師団攻撃開始 トンザン、シンゲルの戦い(第三三師団の初戦) 柳田師団長の意見具申 山本支隊のテグノパールへの前進(パレル方面)
第四章 第一五師団攻勢開始
ミッション攻略・インパール街道(コヒマ道)の遮断 インパール北方進出 カメン南方高地・中西隊の知られざる玉砕戦 カングラトンビ攻撃・福島大隊の苦闘 第三一師団攻撃開始(コヒマ方面の戦闘) サンジャックの謎・第三一師団と第一五師団の戦闘
第五章 第三三師団の苦闘
ニンソウコン攻撃 ガランジャールの夜襲・歩兵隊二一五連隊の苦闘 森の高地攻撃・歩兵第二一四連隊の苦闘 アンテナ高地の攻略 五八四六高地の争奪 森の高地の苦戦・歩兵第二一四連隊 最前線の輸送基地ライマナイ-渡辺伊兵衛の回想
M上等兵の戦死-渡辺伊兵衛の回想
第六章 山本支隊のパレル方面の攻撃
前島山の戦い シタンチンジャオ攻撃
第七章 第一五師団の壊滅
セングマイ東側高地攻撃・歩兵第六〇連隊第三大隊の苦闘 カメン・三八三三高地攻撃 カメン・四〇五七高地攻撃
第八章 第三一師団の苦闘と撤退
コヒマの激戦 ヤギ、ウマ高地の攻略 ウシ、サル高地の攻略 宮崎支隊転用問題 イヌ高地攻撃 アラズラ高地からの撤退
第九章 混迷と迷走
上奏 柳田師団長更迭と英印軍による後方遮断
第十章 第三三師団の壊滅
三つ瘤高地攻撃 カアイモール、三つ瘤高地、観測所高地刻略(後方遮断の打通)
第十一章 トルボン隘路口の悲劇
歩兵第六七連隊第一大隊の全滅 第二梯団の進出と壊滅 歩兵第一五四連隊第二大隊第二梯団の全滅 トルボン隘路口開放
第十二章 第三三師団最後の戦闘
ビシェンプール攻撃 二九二六高地攻撃 歩兵第二一四連隊第三大隊の壊滅 歩兵第一五一連隊の戦闘
第十三章 戦線崩壊
第三一師団の撤退 インパール作戦中止への動き 第三一師団のウクルルへの退却 撤退をめぐる抗争 第一五師団の状況 四二四一高地攻撃 山内師団長と柴田新師団長 ミッションの悲劇・第一五師団の苦悩 パレル方面の最後の戦闘
第十四章 インパール作戦の中止
作戦中止の意見伺い 作戦中止と撤退開始 第一五師団のチンドウィン河への撤退 第三三師団の撤退
第十五章 白骨街道-渡辺伊兵衛の回想
我が輜重兵第二中隊の撤退 白骨街道の惨状 死体が道しるべ 命を救われた偶然の再会 患者兵の苦難
あとがき
文庫版あとがき
参考・引用文献
在ビルマ日本陸軍部隊編制の変遷
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