図書オキナワ センカ ノ ホウソウキョク000069434

沖縄戦火の放送局

サブタイトル1~10
軍隊に飲み込まれたラジオ
編著者名
渡辺 考 著
出版者
大月書店
出版年月
2022年(令和4年)12月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
202p
ISBN
9784272521180
NDC(分類)
699
請求記号
699/W46
保管場所
ハングオール
内容注記
主要参考文献:p202
和書
目次

プロローグ もうひとつの追悼式
 
第一章 「戦時下」の手記
局長の手記?/刻まれた戦の記録/二冊の「沖縄戦記」/テレビ屋の「業」/慰霊の日特集に/明子さんとの奇縁/岩崎の原点/南洋の島の局長に/海の生命線/受け入れられる放送をめざして
 
第二章 開戦と沖縄放送局の誕生
権力のもとにあった放送局/太平洋戦争開戦/開戦時に流された放送はいかなるものだったのか/少国民の時間/「政府之を管掌す」/軍歌が流された/沖縄放送局の誕生/勝利に沸き立つ/ラジオへの思い/本土並み
 
第三章 対敵宣伝・宣撫工作に励む
アジア太平洋に広がった放送網/計画案の実態/対敵宣伝放送の実態/とらわれの米軍司令官/敵司令官による宣伝放送/捕虜を使う/録音盤に残された宣撫工作/講演をおこなう/音楽とラジオタイソー/ゲリラとアメリカ側の放送
 
第四章 沖縄へ
第三の手記/ふたたび南方勤務に/忍び寄る戦争の影/移民の島の玉砕/潰滅したパラオ放送局
 
第五章 ラジオの叫び
初空襲/ラジオの叫び/相次ぐ召集・徴用/激励放送/哀しい思い
 
第六章 アジアの放送局の終焉
見つかったマニラ放送局員の手記/マニラにとどまり「前線放送」続行/マニラ市街戦/局員たちの最期/生き残ったひとり/インパール作戦とアナウンサー/ラングーン放送局の終焉
 
第七章 軍に飲み込まれた放送局
ナンバー2との蜜月/アメリカの電波攻撃/「見方は敗戦」/狙われた放送局/ついに軍の一員に
 
第八章 沖縄戦
米軍上陸/壕は峻険な崖の中に/少年通信隊/報道とかけ離れた絶望/戦う沖縄島に送る/首里陥落/南部敗走の光景/戦の結末/捕虜収容所にて/直面した現実
 
エピローグ
主要参考文献