図書目録ニホンゴ キョウジュ シシン資料番号:000069393

日本語敎授指針

サブタイトル
入門期 日本語教育史資料叢書;第3期 日本語教授法基本文献;2
編著者名
日語文化協會日本語敎授研究所 編
出版者
冬至書房
出版年月
1996年(平成8年)4月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
10,171p
ISBN
4885827558
NDC(分類)
810
請求記号
810/N71
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
復刻版 東京:大日本教化圖書,1942.7刊の複製
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

第一章 緒論
入門期間の長さ
入門第一時
第一時に與べる注意の例
外地の國語敎育と外國の日本語敎授
實務語か文化語か
對話重視と耳口重視
 
第二章 槪說
目標個條
純正な日本語とは何か
話し言葉混亂の原因二つ
國語純化の觀點
國語純化を亂すもの
標準日本語の存在する場所
單語ばかりで出發する
その反對說一、文が單位である
反對の二、心理的には文が働く
反對の三、音調が違ふ
オラルメソードとオーディトリー・オラルメソード
音韻・文字について
特に發音について
目標個條
音韻體系・調音基底
音聲・觀念・音韻
音聲の正確度
音聲寛大の限度
攝音と發音
 
第三章 材料
音韻
藤村博士の日本音韻計敷
音聲のずれと音韻
佐久間博士の日本音韻定立
音韻は獨立敎材でない
發音
音聲訓練の材料
抽象的訓練の場合
疑わしい音聲の異同
決定的調音の必要
日本特有の音韻
アクセントは語義區別の爲ではない
アクセント統一の困難
文の全體調子が基本
イントネーションの論理性
語句
ロヂェイのシソーラス
單語選擇の規準
『わかり易い』とは何か
外國人にわかり易い音韻
日本語自身としての音韻の難易
簡易明確・日常有用直觀容易の三條件
語の種類の擴張
語と句、單語と合成語
語の分解
稍長い話は統辭法に一歩入つている
入門期敎授細目(日語文化學校の實例)
短文
日本語の格式・禮式の錯雜
その一覽表
公開的說述の諸相例
日常對談の諸相例
入門期には人爲的語風も止むを得ない
不自然形式の必要
連成敎授と正則敎授
コレハーデスでなく-ガアリマスが第一次型である
英語の入門型は型に取れない
性狀規定と存在規定
否定形式を敎へる上の使否
直觀物の數の問題から
-ガアリマスの次の文型
助詞・希令形式・狀態指令形式
入門期に敎授すべき文型(實例)
簡單な會話(實例)
文字
耳口の語句を寫すこと
文字重視の必要
假名文字は音聲を寫し得ない
正字法を重視すること
音聲と音韻との區別(トルペッコイ)
音聲記號よりも敎師の音聲が大事
 
第四章 方法
發音
確信的發音の必要
發音の正しさと語學習得
緩徐・明晰・斷乎・高聲
聽かせ方
音聲學的取扱ひと音韻論的寬大
語句の直觀敎授
直觀の時機
実際敎案
直觀物を示しての耳口練習は不可
物を敎へる直觀敎授とは區別を要する
直觀實は飜譯敎授
コトバ・ココロ・コトの三角形
直觀のさせ損じ
抽象の正當を期する注意
短句の直觀敎授法
その實際案
助詞トの敎授案
形容詞の敎授案
記憶を强ひないこと
短文
直觀の時機は前と同じ
最初の敎案
少ない文型のつめた練習
疑問形式
問答形式の直觀的取扱ひ法
ココニ等
六十時間を終わる頃
補足
文字
文字敎授の段階
文字で新語句を敎へないこと
字を敎へるので語を敎へるのではない
ハタの敎へ方(實例)
習字用罫紙
話すやうに讀むこと
入門期の讀本
實際案
 
第五章 敎具
生徒に持たせるもの
音印象確保を妨げるものは一切不可
文字敎授の始つたあとの印刷物
繪を入れる注意
敎授書の重要性
壁掛の繪
發音圖
 
第六章 注意
發音矯正について
齋唱・模倣について
反復聽かせる上の注意二つ
人工的日本語の𭔿重
文字の形について
生徒自作の備忘録
みだりに書かせないこと
問答材料吟味のこと

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