奈良県警察史　昭和編

口絵（撮影・矢野建彦）
完結のことば（奈良県警察本部長・三島健二郎）
例言

第一章 昭和初期の警察（昭和元年～十一年）
　第一節 昭和初期の警察機構
　　警察部の機構拡充
　　警察精神の作興
　　組織管理の近代化
　　巡査の採用
　第二節 恐慌下の社会不安と警察
　　昭和恐慌と県下の状況
　　社会運動の激化
　　警衛
　　大衆の享楽・遊興と警察活動
　第三節 警察運営の刷新
　　粛清選挙と警察
　　新しい時代への対応
　第四節 当時の主要事件・事故および災害
　　主要事件
　　事故
　　災害

第二章 戦時体制強化と警察（昭和十二年～十五年）
　第一節 警察機構の変遷
　　総力戦体制と警察機構
　　組織管理上の戦時対策
　第二節 国家総動員と警察
　　紀元二六〇〇年事業と県警察
　　国民精神総動員運動の展開
　第三節 新任務と県警察
　　経済統制の強化
　　防空体制の樹立
　　輸送統制
　第四節 当時の主要事件および災害
　　主要事件
　　災害

第三章 太平洋戦争と警察（昭和十六年～二十年）
　第一節 決戦体制下の県警察
　　警察部の改組
　　行政簡素化
　　戦局の悪化と警察機構
　　あいつぐ警察官の出征
　　質的充実をめざして
　第二節 総力戦の強調
　　新体制運動と翼賛選挙
　　治安維持の強化
　　享楽の停止
　　配給制と経済取締り
　　戦時下の犯罪傾向
　第三節 空襲に備える防空体制
　　防空体制の強化
　　建物・人員の疎開
　第四節 当時の主要事件・事故および災害
　　主要事件
　　事故
　　災害

第四章 終戦直後の警察（昭和二十年～二十三年）
　第一節 終戦と警察制度の改革
　　終戦と警察
　　警察制度の改革
　　特高警察などの廃止
　　警察民主化への動き
　第二節 占領軍の進駐と警察活動
　　占領軍の進駐をめぐって
　　占領政治家の警察活動
　第三節 経済事犯と犯罪の凶悪・集団化
　　食糧問題とその取締り
　　犯罪の凶悪・集団化とその対策
　第四節 当時の主要事件・事故
　　主要事件
　　事故

第五章 国家地方警察と自治体警察（昭和二十三年～二十九年）
　第一節 国家地方警察・自治体警察の発足と推移
　　制度改革の経過
　　新制度の発足
　　自治体警察の廃止
　　民主警察実現への諸施策
　第二節 世相騒然と警察の活躍
　　退廃した風俗と警察
　　少年犯罪と少年警察
　　各種社会運動の激化と治安法令
　　警察予備隊の創設と隊員募集
　第三節 警察運営の近代化
　　重視される交通警察
　　外勤警察の刷新
　　刑事警察の改善と合理化
　第四節 当時の主要事件・事故および災害
　　主要事件
　　事故
　　災害

第六章 奈良県警察の新発足（昭和二十九年以降）
　第一節 警察制度の全面改革
　　制度改革の経緯
　　奈良県警察の新発足
　　人事関係諸項の改正
　第二節 奈良県警察の進展
　　奈良県警察本部
　　警察署
　第三節 奈良県の発展と警察活動の概況
　　総合開発と警察活動
　　人口増加と外勤警察の強化
　　都市化現象と捜査体制
　　交通網の発達と交通警察の拡充強化
　　各種社会運動の推移と警備対策
　　世紀の祭典と県警の活躍
　第四節 当時の主要事件・事故および災害
　　主要事件
　　事故
　　災害

補章
　第一節 警察署等の沿革（昭和元年以降）
　　各警察署の沿革
　　廃止した警察署
　　本部関係庁舎の沿革
　第二節 警察費
　　旧警察法施行前の警察費
　　旧警察法化の警察費
　　新警察法化の警察費
　第三節 警察職員の定員・配置
　　終戦後までの状況
　　旧警察法化の定員配置
　　新警察法化の定員配置
　第四節 給与・福利厚生等
　　俸給
　　各種手当
　　恩給制度
　　災害補償等
　　福利厚生
　第五節 服制・装備・通信
　　服制
　　装備
　　警察通信
　殉職警察官彰功録

付録
　歴代奈良県知事
　歴代奈良県公安委員
　歴代警察部長・警察本部長
　奈良県警察史略年表（昭和編）
　参考文献および資料提供者
　奈良県警察史編集委員会設置要綱
　奈良県警察史編集委員会歴代委員等
　奈良県警察本部の組織沿革一覧表（折込）
　県下警察署沿革一覧表（折込）
　編集後記