昭和動乱期を語る
- サブタイトル
- 一流雑誌記者の証言
- 編著者名
- 大草 実 著/萱原 宏一 著/下島 連 著/下村 亮一 著/高森 栄次 著/松下 英麿 著
- 出版者
- 経済往来社
- 出版年月
- 1982年(昭和57年)10月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 369p
- ISBN
- NDC(分類)
- 210.7
- 請求記号
- 210.7/O26
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
1
先は皆さん暫くでした 附たり、剣士山田次郎のこと
菊池寛「女給」事件で中央公論へなぐり込み 附たり、福山秀賢の受難
「文春」入社奇談と菊池寛の落選 附たり、土方成美と河合栄治郎
万事変わった講談社 附たり、野間清治の人間味
「日評」の身売り話秘譚 附たり、戦犯出版社の業界裁判
斜陽博文館の新米社員 附たり、先生と呼ばざるの弁
「中央公論」の青年記者群像 附たり、内職談義と山手樹一郎
野間清治、菊池寛の守った一線 附たり、ある正力松太郎論
「文藝春秋」の声価を高めた三大読物 附たり、剣豪もの流行の濫觴
奇物・流泉小史のこと 附たり、吉川、直木の武蔵論争
大衆作家の一生態 附たり、三上於菟吉のバカ踊り
2
吉川英治と名刀安綱 附たり、武術心霊術インチキ列伝
小林一三の先見 附たり、怪物秋山定輔
傑物・井上準之助回顧 附たり、金解禁の話
大森義太郎の「当世学者気質」 附たり、「文藝春秋」大売れのこと
二・二六事件で大失敗 附たり、売勲事件の思い出
作家の勲章井戸端会議 附たり、勲章はいらぬこと
出張校正ものがたり 附たり、宇野浩二と広津和郎
宇野浩二と久保田万太郎の大喧嘩 附たり、広津和郎の友情
3
東條の大命降下を抜いた話 附たり、松岡洋右の恋人山岸たか子
図太い男・川端康成 附たり、川端原稿を焼却した話
今は昔、代作ものがたり 附たり、美人記者列伝
永井荷風と女給お須磨 附たり、沢野久雄とのちの「女給」
エゴイスト谷崎潤一郎 附たり、露伴お開帳のこと
幸田、菊池の棋力 附たり、素玄実力論
谷崎潤一郎の入浴風景 附たり、里見弴の原稿料
原稿料ものがたり 附たり、島崎藤村の嫌味
秘宝・田山花袋の恋文 附たり、好人物近松秋江のこと
天衣無縫の徳田秋声 附たり、志賀直哉の人間性
会津八一の泥棒哲学 附たり、曲軒山本周五郎
西郷と大久保の人間関係 附たり、文壇速筆王は誰か
横から見た村上浪六 附たり、墨代流行のこと
原稿料の今昔 附たり、牧逸馬全盛物語
身を殺して仁を為す幇間精神 附たり、挿絵の話
4
空谷の跫音乱歩の出現 附たり、戦時下の乱歩の大奮闘
男娼と深夜の街を鬼ごっこ 附たり、雨村、乱歩の人情味
横溝正史の友情 附たり、博文館内職のこと
木々高太郎の矛盾 附たり、大親分森下雨村
戦犯出版社粛清裁判のこと 附たり、博文館大橋家の大奥
水谷隼、星野龍緒 附たり、探偵小説の圧死
5
陸軍省新聞班の強化 附たり、内閣情報部の創設
危機意識の発生と 附たり、権藤成郷、井上日召のこと
国体明徴騒動と五・一五事件 附たり、美濃部達吉博士と松岡洋右
新しがり屋の西園寺公望 附たり、穂積家奇聞
颯爽!中野正剛の大熱弁 附たり、陰気の大将重光葵
東條英機の人間像 附たり、佐藤賢了の浮沈
武藤章の風懐と 附たり、三国同盟への危惧
総合四誌で米英撃滅第講演会 附たり、事実湮滅のこと
雑誌記者の南方出張 附たり、女流作家群の生態
女流作家風流譚 附たり、上流婦人夜の変相図
検閲と発禁談義 附たり、笑話「たった一人の山」
神経すりへらした皇室関係記事 附たり、坊主のウンコ事件
凄惨な「公論」事件の真相 附たり、三浦義一のこと
田中金脈記事の是非 附たり、雑誌「諸君!」のこと
6
「文藝春秋」記者景色 附たり、馬場恒吾のこと
座談会事始め 附たり、大学に強い「毎日」記者
奇物・松波仁一郎博士 附たり、芦田均夫人貞淑のこと
惚れっぽい純情男・三木清 附たり、文士の銀座女系図
三木清の庶民性 附たり、「世界」創刊のこと
丸炭丸木の話 附たり、検事局特捜部踏込みのこと
和辻攻撃座談会で「文春」退社 附たり、高倉テル検挙秘話
カナ文字能率論は陳腐だ 附たり、衆愚への道六・三・三制
総合雑誌「四社会」の誕生由来 附たり、天晴姉御船田小常夫人
日本編集者会の最高幹部 附たり、太平洋戦争という呼称
横浜事件の真相 附たり、反戦抵抗の勲章はお門違い
言論自由時代と不自由時代の文章比較 附たり、「墨東奇譚」について
美濃部達吉博士の達文と 附たり、新聞見出しの奇々怪々
斎藤茂吉作の新国歌 附たり、戦後変相図の奇怪
7
総合雑誌統合の真相 附たり、秋山中佐と「中央公論」
白刃脅迫下の毎日 附たり、影山正治一派と対決
「中央公論」受難の数々 附たり、細川論文の悲劇
四面楚歌の「中央公論」 附たり、クルクル変わった編集スタッフ
インテリに抵抗の事実なし 附たり、抵抗は潰えた
再び「四社会」について 附たり、報道部嘱託由来のこと
最後に言って置きたいこと 附たり、今度生れたらまた記者に
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