わが青春の薔薇座
- サブタイトル
- 編著者名
- 千秋 実 著/佐々木 踏絵 著
- 出版者
- リヨン社
- 出版年月
- 1989年(平成1年)5月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 340p
- ISBN
- 4576890638
- NDC(分類)
- 775
- 請求記号
- 775/C41
- 保管場所
- 地下書庫和図書
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに――十分に花ひらき、散ったある青春の軌跡
第一章 薔薇座誕生……新劇ではない、現代劇だ!
訳者になろう――演劇との出合い、疑問、そして……
焼け跡の若者たち――ハングリー集団が咲かせた大きな夢
大事な大事な宝物――待望の第一回公演『新樹』の舞台
型破りの劇場捜し――演劇を街頭へ……を実践した『東風(やませ)の歌』公演
第二章 薔薇座脚光を浴びる……菊田一夫との出会い
白い丸餅のほのかなぬくもり――庶民の心をゆさぶる芝居が見つかった
超満員になった『東京哀歌』――忽然と舞台に出現したガード下のドラマ
目をむくような題名の効果?!――難産の末の菊田一夫の第二作『堕胎医』の」叫び
第三章 薔薇座の邁進と試行錯誤……若さの気負いと未熟さとの葛藤
現代劇ならではの意外な事件――『若きこころの群像』が証明した薔薇座の今日性
えっ?一日三回公演……――売り公演と苛酷なスケジュール
肝を冷やした原稿催促――『お前もまた美しい』の作者・八木隆一郎宅の一夜
よい脚本をつかむ戦い――雑誌・単行本、めぼしいものを手当たりしだい読む
怖るべき名優・左卜全(ぼくぜん)――『怖るべき子供たち』の強烈なパンチ
第四章 薔薇座の頂点とどん底……『長崎の鐘』の成功と散々な九州公演
永井隆と長崎の原子野――『如己堂』にひびくアンゼラスの鐘
忘れ得ぬ『長崎の鐘』浦上公演――本人の前で演じた感動の舞台
なつかしい光大島――ボロボロの心と体を癒してくれた心優しき人たち
映画と舞台の鉢合わせ――『青い山脈』に負けた第九回公演『エデンの海』
苦しくなる一方の経営――次の公演のために家を担保に借金
第五章 薔薇座の終焉……焼け跡、闇市の荒廃に咲き、散った一輪のバラ
最後の公演『冷凍部隊』――現在こそ取り上げるにふさわしい原色作
薔薇座散る
あとがき
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