図書キカンシ セイネン ノ シメイ ト ソノ リヨウ000069177

機關誌「靑年」の使命とその利用

サブタイトル1~10
編著者名
大日本聯合靑年團 [編]
出版者
大日本聯合靑年團
出版年月
1938年(昭和13年)2月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
48p
ISBN
NDC(分類)
379.3
請求記号
379.3/D25
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

一 本團の文書敎育運動
靑年團運動は大衆運動である
大日本聯合靑年團は我國靑年團運動の中心機關
本團の對象とする靑年は無慮一千萬人
靑年團運動の成長
靑年團は靑年自身の生活機關
靑年團は靑年敎育の機關
靑年團は國家的會的重大任務を擔ふ
大衆を對象とする敎育
放送による大衆敎育=ラヂオ敎育
映畫による大衆敎育=映畫敎育
文書による大衆敎育=文書敎育
修養の四方法
耳からの修養
眼からの修養
考へる修養
行の修養
本團發行機關誌「靑年」の目的
靑年の修養の為に=靑年は修養の時期
靑年の娯樂の爲に=靑年は娯樂を欲する
良書推薦の爲に=不良讀物は靑年を毒する
國民精神作興の為に=靑年の思想は動搖する
勤勞精神養成の爲に=靑年に勤勞愛好の精神を
一般常識涵養の為に=常識は正しき判斷の素
 
二 機關誌「靑年」の編輯
日本人的の編輯を
機關誌「靑年」を手にして吾々は日本人たるを喜びたい
社會生活を對象とした編輯を
廣汎なる資料の蒐輯=社會生活の正しき認識へ
品位ある雜誌を
品位高きは大國民の態度=本誌によつて靑年の氣品を高めよ
平易で面白い雜誌を
平易なれども程度低からず=面白しと雖有益に
正しき執筆者に
人格正しき者は偏せず=偏執なき各種専門家に
 
三 機關誌「靑年」の利用
輪讀會用として
靑年の集會に於ける輪讀會に
誌友會に於ける輪讀會に
家庭に於ける輪讀會に
晝休輪讀會と宿舍輪讀會に
従業員敎育の資料として
機關誌「靑年」は從業員の求むる座右の講師
餘暇利用には誠によき敎材
作業の餘暇は修養に慰樂に
靑年學校の副讀本として
時事の實例は生きた敎材である
機關誌「靑年」とラヂオ
本團は全國の隅々にまでラヂオの網を張った
ラヂオによつて雜誌「靑年」は完全に指導される
機關誌「靑年」を有たざる靑年、ラヂオの備へなき靑年團は現代と共に進むことが出来ない
郷里弟妹への贈物として
晨に夕に、父兄は子弟の身を案じている
兄さんの臭のある雜誌、それはどんなに懐かしいか
 
四 輪讀會の開き方
輪讀會の進め方
最初軟かに後次第に引締めてゆく遣り方
最初嚴肅に後次第にめてゆく遣り方
最初は嚴肅に次第に軟かに、後次第に引締めてゆく遣方
輪讀會の計畫
日程の決め方
細目と時間の決め方
役割の割賦り方
雜誌の内容整理
輪讀會の指揮
司會の仕方と指揮の仕方
どう讀ませるか
遊戯の遊ばせ方
どうして引締めるか
その他の注意事項
通知狀の出し方
讀めない人の取扱方
失敗しても笑はないこと
 
五 機關誌「靑年」の購讀について
胸に團章手に「靑年」
機關誌「靑年」は靑年團の血液
靑年團員は「靑年」を必ず讀むべきこと
誌代の撚出は靑年將來のバロメーター
機關誌「靑年」の申込
堂々二百五十敷頁のこの内容を見よ
申込の手續は極めて簡單
機關誌「靑年」の送達
相互に協力すれば運賃は安い
皆で注意すれば不快をのぞき得る
機關誌「靑年」代金拂込
機關誌「靑年」は讀者からの誌代拂込で出來る
割安で安全な送金方法を選べ
その他
何事も遠慮なく照會し合つて下さい
機關誌「靑年」は一に讀者の力で育てませう