再訪のブーゲンビル
- サブタイトル
- 編著者名
- 蔵原 惟和 著
- 出版者
- 日本談義社
- 出版年月
- 1978年(昭和53年)8月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 345p
- ISBN
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/Ku51
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに
ソロモン群島慰霊団員として
「墓島」と名付けられた島
ブ島に独立運動起こり計画を中止
ブーゲンビル島再訪
ブ島行きにOK出る
細心の計画を練り直す
ポートモレスビーからキエタへ
雨のポートモレスビー空港へ
ラバウルに二泊、陣地跡を巡拝
キエタに着く
変ったもの、変らないもの
町に氾濫する日本製の時計、車、電気器具
ブ島の食糧事情と物価
一笑に付された日本兵生存説
島の道徳と文化を律する教会
教育、医療、風俗、そして変らぬ裸足
余り進歩していない建築と住宅事情
ブイン到着
目を皿にしてかつての戦場を見回す
宿舍閉鎖で一瞬呆然自失
マイカとムグアイを訪ねる
ムグアイ部落で慰霊祭を行なう
最後まで軍紀厳しかったブ島将兵
夏草やつわものどもが夢の跡
ハイビスカスの咲き乱れるブインタウン
ナカロからラグアイに
万感胸に迫るラグアイの八ヵ月
一握りの米粒を数える飢えとマラリア
戦友愛につらぬかれた駐屯地の生活
胸を打たれたクリスチャン兵士の死
復仇作戦、別名玉砕作戦発令さる
バイン勝利の跡
バイン部落に到着
乾坤一擲の「プリアカ大作戦」
消え失せた豪州台
祭壇に這い上ってくる将兵
うずくまったら最後、死の密林行
累々たる屍の山、決死の突撃
「玉砕許さず!戦場を離脱せよ」
水澄むプリアカ川の流れ
ルヰセイの野外戦争博物館
砲と運命をともにした十二の英霊
死を直前にした兵士の心理
ついに成功しなかったタ弾タ擲
山本元帥搭乗機を弔う
風雨に曝される山本元帥搭乗機
不時着した長官機、沈着だった乗員
せめてプロペラなりとも江田島へ
ブイン山とブイン海岸
ブイン山慰霊碑に詣でる
咲き乱れるブ島の花ハイビスカス
海軍設営隊跡からエルハート山に
悲惨!白紙召集の設営隊員
藷一つで部下を海軍に射殺される
ミオ川畔にて
川を挟んで終戦
「軍紀・軍律」についての考察
兵器と服装、豪軍との優劣
人は平和におごれど、英霊の声天に満つ
墓標なき戦場、フルフルとトキノトへ
信じられぬ三十余年の歳月
第一中隊の墓場フルフル
金具だけになった三八式歩兵銃
「戦車地雷効果なし、中隊長戦死!」
タロキナ
遺族とともにタロキナ岬へ
タロキナの山野に屍を曝した数千の英霊
壮烈、玉砕同様の六〇〇高地
「夫よ、死んだら私もここに参ります」
ブカ島とタリナ地区に
兵站病院の埋葬地を発見す
島を愛してやまぬ神父・尼僧たち
守って欲しい「遺族優先主義」の原則
トラック事故と帰国
ブインの公共診療所に運びこまれる
現地人の手厚い看護と親切に泣く
嗚呼、祖国の緑よ、水のうまさよ
あとがき
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