図書目録バクマツキ トウア ガイコウシ資料番号:000069085

幕末期東亞外交史

サブタイトル
編著者名
大熊 眞 著
出版者
乾元社
出版年月
1944年(昭和19年)10月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
6,6,285,7p
ISBN
NDC(分類)
210.59
請求記号
210.59/O55
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

第一章 第十六・七世紀に於ける東西接觸
舊敎的ヨーロッパの訪亞
日本の反應と徳川の鎖國
支那の反應と淸廷の海禁
東西の別途發達二百年
長崎と廣州
 
第二章 第十九世紀に於ける東西の第一次接着
阿片戰爭の二つの面
天朝體制への疑問
阿片の問題
英支の葛藤
英支の開戰
南京條約と其の系列
阿片戦争の日本への影響
南京・神奈川條約と其の系列
南京・神奈川兩系列條約の特色
香港がそそつた領土慾
支那及び日本に解體を誘致
 
第三章 第十九世紀に於ける東西の第二次接着
南京・神奈川兩系列條約に對する歐米の不滿
英佛の對支武力使用決意
クルチウス及びハリスの支那情勢利用
英佛聯合軍の廣東砲撃
英佛米露の協同北上と天津條約
米蘭露英佛との江戸條約
日支に於ける苦惱
天津・江戸・兩系列條約の解剖
 
第四章 第十九世紀に於ける東西の第三次接着
批准交換の年
日本に於ける複雜なる政治勢力
萬延使節
英佛軍の北京入城と北京條約系列
北京條約系列の解剖
歐米のプロテージェーとしての北京政府
 
第五章 幕府の開鎖表裏外交
攘夷テロリズム
二港二都の延期交渉
竹内使節の發遣
對馬問題
ロンドン覺書系列
海外貿易への食指動く
 
第六章 攘夷決行と生麥事件
幕政改革(大原勅使)と攘夷督促(三條勅使)
生麥事件
攘夷奉答
償金支拂
鎖港通告と外船打拂
幕軍の入京企圖
薩英一戰
七卿と長州の退京
横濱のみの閉鎖計劃
日米懸案の解決
横濱閉鎖の必成を奉答
 
第七章 いはゆる攘夷の挫折
四國の長州膺懲計劃
毛利侯宛四國公使の書翰
池田使節の歸國
四國艦隊の出動と下關休戰
下關事件取極書
攘夷の挫折と其の再出發
 
第八章 下關開港問題と條約勅許
長州の下關開港計劃
幕府の償金支拂申出
四國、幕府の裏をかく
四國艦隊の攝海前往
條約勅許
幕府の全面屈讓
第二次征長の失敗
改稅約書
新條約締結の不始末
 
第九章 兵庫開港問題と幕府倒潰
幕薩の對立激化
幕佛の結託
天皇、將軍、諸侯と條約
慶喜ロッシュ密談
慶喜の四國公使接見
兵庫開港勅許
貿易獨占商社
將軍慶喜の大政奉還
皇政復古の大號令
慶喜「外交の任は我に在り」と宣言
朝廷政府の外交宣言
 
第十章 結語
索引

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