日本語敎授法の原理
- サブタイトル
- 日本語敎育叢書
- 編著者名
- 日本語敎育振興會 [編]
- 出版者
- 日本語敎育振興會
- 出版年月
- 1943年(昭和18年)11月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 6,179p
- ISBN
- NDC(分類)
- 810
- 請求記号
- 810/N71
- 保管場所
- 地下書庫和図書
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
第一章 序論
自國語と外國語-外國語の自然的習得と計畫的習得
外國語敎授學習の原理といふこと
原理とその諸問題
第二章 言語の性質
言語の性質發見法
音聲の言語と文字の言語
言語材料と言語の働き
兩者の區別解說
兩者の相互關係
音聲言語・文字言語といふ名稱の意味
第三章 言語の心理
前置き
心の内容を知ること、その手懸り
意味事柄を他人に知らせる手段
社會的に一定した手段-言語材料
言語材料の語句
語句を用ひる色々な目的-發表傳達の目的に用ひるのが言語の働き-發表者と了解者
言語の働きにおける場面-眞實の場面と假設の場面-現場の場面と現場外の場面
言語材料の組立て
言語材料の「塊り」
特殊具體性と一般抽象性
語句の連絡-類群と序列-序列形式
言語の働きにおける諸方面
第四章 言語の能力と學習の目標
能力の差
如何なる所に差があるか
外國語學習における能力-理想と低い目標と
色々な目標の定め方-語句の制限-重要な語句といふこと-了解語句・發表語句
言語の働きにおける目標
外國語學習の終極の目標・副次的効果
第五章 敎材論
言語材料における敎材-外國の例-文字に書いた敎材と音聲に發した敎材
個々の語句敎材とその連絡上の敎材
敎材の分析、其の一、音聲-固定的音聲と臨時的音聲-其の二、文字及び符號-其の三、意義
言語の働きにおける敎材-一篇の作品實地言語の實例(實地の用例)
重要なる實地の用例-内容上の價値
言語材料と言語の働きとの敎材における長所短所
敎材を文字によつて授けること、音聲によつて授けること
第六章 方法論
前置き
繰返し練習-眞實の場面假設の場面
兩種の場面の長所短所
自然の練習と計畫的練習
兩種の場面と現場の言葉・現場外の言葉
(甲)言語材料における方法論、(一)音聲について-自國語音聲との混合-聞かせること-發音器官の說明、その注意-聞かせる場合、聞かせる音の種類
附、音聲符號のこと
文字、符號との比較-音聲符號は先づ言語材料としての固定的音聲を表す-言語敎授に音聲符號を利用すること
(甲)(二)文字について-見分ける場合、書く場合―音聲と文字との關係-一、見て読む―二、聞いて書く
(甲)(三)意義について-意義を敎へる色々の方法-音聲と意義との關係(一)聞き分け方、(二) 言ひ述べ方、-文字と意義との闘係、一、読み解き方、二、書き述べ方-書取・復誦・寫取・音讀
(甲)(四)(五)語句と類群、序列
(乙)言語の働きにおける方法論
附說 いはゆる「直接法」と「譯讀法」
資料の利用については4階 図書室のご利用にあたってをご覧ください。
- 担当:
- 図書情報部 図書係
- 電話番号:
- 03-3222-2573
- FAX:
- 03-3222-2626