万年筆クロニクル
- サブタイトル
- 編著者名
- すなみ まさみち 著/古山 浩一 著
- 出版者
- 枻出版社
- 出版年月
- 2007年(平成19年)8月
- 大きさ(縦×横)cm
- 22×
- ページ
- 383p
- ISBN
- 9784777908134
- NDC(分類)
- 589
- 請求記号
- 589/Su73
- 保管場所
- 開架一般
- 内容注記
- 背・表紙のタイトル:The chronicle : fountain pen’s history writing materials archives 参考文献:p380-383
- 昭和館デジタルアーカイブ
まえがき 万年筆はこれから!なのだ
すなみまさみち 10000本の万年筆が光り輝く部屋
万年筆の各部の名前と主な役割
近代万年筆の父ウォーターマンの神話
「セーフティー」万年筆の誕生
万年筆の歴代いろいろな「吸入方法」
アイドロッパー式
ポンプ式
サクション式
ソリッド式
クレセント式
レバー式
ボタン式
サドル式
ノブ式
ツイスト式
コイン式
スライディング・レバー式
マッチスティック式
クランク・レバー式
スクィーズバルブ式
レバーレス式
ハチェット式
クロッカー式
リバースレバー式
ニューマチック式
ヴァキュマチック式
カートリッジ式
コンバーター式
プッシュ&プル・タッチダウン式
フランジャー式
スノーケル式
毛細管式
スチールペン先の製造工程
スチールペン先の箱のラベル
ポール・E・ワートの万年筆カタログ
《西暦換算表》
第1章 万年筆がうまれるまで
18世紀まで続いた付けペンの時代
万年筆の原型「ニコラス・パイオン」のペン
19世紀のはじめのペノグラフィック・ペン
ニューウェル・プリンスのペン
エデュアード・レイザードの特許
近代万年筆の父ウォーターマンの神話
ウォーターマンの画期的なペン芯の特許
スタイログラフィックペンとその元祖争い
日本の元祖、大野徳三郎の畜墨汁針筆
「セーフティー」と呼ばれる万年筆
第2章 インクの貯蔵と吸入方式の変遷
軸内部の全体を使って貯蔵・吸入するタイプ
軸内部にインク保護機構を組み込んだタイプ
レバーフィラーの元祖争い、シェーファーとクレーカー
第3章 ペン芯とペン先の劇的な進化の歴史
「ペン芯」は万年筆の血管であり、心臓でもある
ペン芯開発の試行錯誤
ウォーターマンのフィッシャーフィード
改良が進んだ「スプーンフィード」
万年筆の命「ペン先」の変遷
鷲ペン(クイル)から鋼鉄ペンへ
万年筆用金ペンの製造
ジョン・ホーランドの金ペン先
現代の金ペン先メーカー・ボックAG
イリジウムのペレット製造会社・ヘラウス
現代のペン先製造の状況
第4章 万年筆 海外ブランド物語
パーカー
シェーファー
モンブラン
ペリカン
コンウェイ・スチュワート
オマス
アウロラ
第5章 万年筆黄金時代の普及運動と宣伝
飛行機から落とされたパーカー・デュオフォールド
クリスマスの万年筆
シェーファーのホーリーペン
戦場で書かれたラブレター
アメリカのVメール運動
モンブラン1930年代の広告
モンブラン1920年代の繰り出し式の説明書
モンブラン最初期の製品カタログ
モンブランステロ版といわれる印刷用の版下
1956年頃のモンブランカタログ
1970年代後半から80年代のモンブランカタログ
1973年のモンブラン225のカタログ
モンブラン歴代の万年筆
モンブラン日本初輸入時のカタログ
1965年頃のモンブランカタログ
ペリカン現代の万年筆
20世紀はじめのペリカンの 材カタログ
ペリカン100が発売された当時のカタログ
1940年代~70年代のペリカン広告
1990年M900ビッグトレド発売時の広告
パーカーの黄金期1920年代の広告
エキセントリックな1920年代初期のパーカーの宣伝活動
パーカー1900~1910年のモデル
パーカー歴代のデュオフォールド
パーカー独特の「ラッキーカーブフィード」
パーカー「トレンチペン」のカタログと広告
パーカー2桁シリーズの広告
1920年代のシェーファーのカタログ
シェーファー1930~1940年代の広告集
シェーファー1930~35年頃のバランス型の製造工程見本
シェーファー歴代の万年筆
コンウェイ・スチュワート1930年代のカタログ
コンウェイ・スチュワート1950年代のカタログ
コンウェイ・スチュワート歴代の万年筆
オマス近年のモデルのカタログ
オマス歴代の万年筆
アウロラ歴代の万年筆
アウロラ往年のモデルのカタログ
第6章 消えたブランド「オノト」の謎と伝説
「オノト」命名の謎に迫る
女性作家オノト・ワタンナの存在
デ・ラ・ルー社とウィニフレッド・イートンの関係
「オノト」と、幻の「オノ・スタイル」の謎
内田魯庵とオノトのプロモーション
オノトのアーカイブ
第7章 日本の万年筆ブランドの曙
「万年筆」はいつから呼ばれはじめたのか
国産金ペン先の製造の歴史
伝統の石川金ペン製作所
石川金ペン製作所の技
「東京耐酸ペン製造業組合」結成ス
明治末から大正時代の国産ブランド
スワン
オリバー
サンエス
アラビアン「福中萬年筆」
プラトン
昭和時代初期の万年筆
戦時下から終戦後の万年筆
高度経済成長時の万年筆
激化した金ペン先の純度競争
第8章 日本の3大ブランド物語
パイロット
セーラー万年筆
プラチナ萬年筆
オノト往年の万年筆
丸善往年の万年筆
石川金ペン製作所製造工程見本
大正中頃のサンエスカタログ
大正中頃のスワン全盛期のカタログ
大正末頃のプラトンのカタログ
昭和10年名古屋の大脇護謨の初夏特売号
太平洋戦争中の万年筆状況
もうひとつの万年筆物語/大きな大きな万年筆と小さな小さな万年筆
パイロット歴代の万年筆
並木式吞込み式万年筆の伺い状
パイロット大橋巨泉さん登場!のペン先カタログ
パイロット創業65周年記念モデルのカタログ
パイロット並木製作所のペンダント型蒔絵万年筆
もうひとつの万年筆物語/懐かしいグリコの景品万年筆
セーラー万年筆歴代の万年筆
1958~60年代半ばのセーラーのカタログ
もうひとつの万年筆物語/とってもユニークな万年筆があった
プラチナ萬年筆歴代の万年筆
1968年頃のプラチナ萬年筆の広告
プラチナ萬年筆1972年頃の代表製品
プラチナ萬年筆限定モデル「AD2000]のカタログ
プラチナ萬年筆限定モデル「中屋万年筆」のカタログ
もうひとつの万年筆物語/往年のアクセサリー型万年筆
LS[ランブロー-すみな]コレクション
もうひとつの万年筆物語/すなみコレクションの中の珍品!
第9章 日本の「万年筆人」列伝
中村光夫さん
藤本寛さん
梅田晴夫さん
山手樹一郎さん
岩本止郎さん
佐伯正幸さん
玉川一郎さん
第10章 世界の「万年筆人」列伝
エドウィン・ハントさん
クリフ・ローレンスさん
グレン・ボーウェンさん
アンドレアス・ランブローさん
フィリップ・プールさん
あとがき
《参考資料》
資料の利用については4階 図書室のご利用にあたってをご覧ください。
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