図書目録テイコク ニホン ト チセイガク資料番号:000069001

帝国日本と地政学

サブタイトル
アジア・太平洋戦争期における地理学者の思想と実践
編著者名
柴田 陽一 著
出版者
清文堂出版
出版年月
2016年(平成28年)3月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
viii,421p
ISBN
9784792409531
NDC(分類)
312
請求記号
312/Sh18
保管場所
閉架一般
内容注記
総合地理研究会のメンバーの略歴・著作目録:p172-200 総合地理研究会の周辺の人物の略歴・著作目録:p201-204 増田忠雄著作目録:p327-330 人名索引:p414-421
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

凡例
第1章 序論
第1節 本研究の背景と研究対象
第2節 先行研究に対する検討と本書の視角
第3節 本書の課題と構成
 
第Ⅰ部 本国における地政学の展開―「日本地政学」を例に―
第2章 「日本地政学」の思想的確立―小牧実繁の個人史的側面に注目して―
第1節 はじめに
第2節 「日本地政学」の思想的背景
第3節 「日本地政学」の確立
第4節 おわりに
第3章 陸軍の戦略研究における綜合地理研究会の役割
第1節 はじめに
第2節 綜合地理研究会の発足の経緯
第3節 綜合地理研究会の活動状況とメンバーの変遷
第4節 綜合地理研究会の研究成果
第5節 おわりに
第4章 「日本地政学」と思想戦―小牧実繁のプロパガンダ活動の展開とその社会的影響―
第1節 はじめに
第2節 綜合地理研究会と情報機関およびスメラ学塾との関係
第3節 小牧のプロパガンダ活動の三つの転機―その社会的影響と内容の変化に注目して―
第4節 小牧のプロパガンダの内容
第5節 おわりに
補論1 綜合地理研究会のメンバーとその周辺の人物の略歴・著作目録
第1節 はじめに
第2節 綜合地理研究会のメンバーの略歴・著作目録
第3節 綜合地理研究会の周辺の人物の略歴・著作目録
第4節 小牧実繁の略歴と著作目録の作成過程―自筆目録の書誌的検討―
 
第Ⅱ部 植民地における地政学の展開―「満洲国」を例に―
第5章 「満洲国」における地理学者とその活動の特徴
第1節 はじめに
第2節 「満洲国」における地理学者とその所属機関
第3節 満鉄系統の地理学者とその活動
第4節 国務院系統の地理学者とその活動
第5節 おわりに
第6章 建国大学の宮川善造と「満洲の地政学」
第1節 はじめに
第2節 建国大学の概要と在職した地理学者
第3節 建国大学における宮川の調査研究活動
第4節 宮川による「満洲の地政学」の提唱とその主張
第5節 建国大学における宮川の教育活動
第6節 おわりに
付録 宮川善造著作目録(~1945年)
第7章 満鉄調査部の増田忠雄と地政学―「文化圏」研究と地政学への思想的展開―
第1節 はじめに
第2節 「文化圏」研究の視点と満洲との関わり―調査部以前(1930~1937年)―
第3節 「文化圏」研究から地政学へ―調査部文化班期(1938~1942年)―
第4節 「文化圏」研究の蹉跌―調査部資料課期(1942~1945年)―
第5節 おわりに
付録 増田忠雄著作目録
第8章 結論
第1節 本書で得られた主な知見
第2節 本書の成果とその意義
第3節 今後の課題
補論2 本書で取り上げた地理学者たちの戦後
第1節 綜合地理研究会のメンバーの戦後
第2節 「満洲国」を拠点とした地理学者の戦後
補論3 戦前の欧米諸国および日本における地政学の動向
第1節 はじめに
第2節 欧米諸国における地政学の展開
第3節 日本における地政学の展開
第4節 質疑応答
 
図表一覧
あとがき
人名索引

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