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近代日本公共図書館年表 1867~2005

サブタイトル1~10
編著者名
奥泉 和久 編著者
出版者
日本図書館協会
出版年月
2009年(平成21年)9月
大きさ(縦×横)cm
26×
ページ
467p
ISBN
9784820409137
NDC(分類)
016
請求記号
016/O54
保管場所
閉架一般
内容注記
索引あり
和書
目次

はじめに
凡例

Ⅰ 近代公共図書館の成立
1 開明期の図書館 1867年(慶應3)~1898年(明治31)
2 図書館令公布 1899年(明治32)~1914年(大正3)
3 大正デモクラシーと図書館 1915年(大正4)~1932年(昭和7)
4 図書館令改正と中央図書館制度 1933年(昭和8)~1945年(昭和20)

Ⅱ 戦後公共図書館の展開
1 戦後図書館の再出発 1945年(昭和20)~1949年(昭和24)
2 図書館法の成立と図書館運動の転機 1950年(昭和25)~1962年(昭和37)
3 「市民の図書館」の時代 1963年(昭和37)~1980年(昭和55)

Ⅲ 現代社会における図書館の役割と課題
1 図書館サービスの広がりと「規制緩和」 1981年(昭和56)~1990年(平成2)
2 情報環境の多様化、「地方分権」と図書館 1991年(平成3)~2005年(平成17)

資料

典拠文献一覧
写真・図版等出典一覧
主要図書館名の変遷

索引

コラム目次
Ⅰ 近代公共図書館の成立
1 黎明期の図書館
佐賀藩の「司書制度」
紅葉山文庫
海の向こうの図書館事情
田中不二麻呂
新聞縦覧所
八戸書籍縦覧所
明治期の夜間開館
自由民権運動と図書館
新時代の貸本業
資料 公共図書館の衰退
谷地読書協会
資料 「書籍館」の変遷
大日本教育会附属書籍館
資料 可否茶館
「雑誌記事索引」のはじめ
最初の「目録規制」の名称は?
むらの図書館
一葉と図書館
田中稲城
「公立図書館費国庫補助法」案
2 図書館令公布
図書館令の公布
関西文庫協会と『東壁』
啄木と大橋図書館
日本文庫協会と図書館事項講習会
和田万吉
湯浅吉郎
『図書館管理法』刊行と改訂
竹貫直人
資料 「図書館令」の一部改正
教育会図書館の時代
『図書館雑誌』と内田魯庵
坪谷善四郎
資料 東京市のおもな図書館閲覧者数
地方改良運動と井上友一
「金網式書架」とは?
「小松原訓令」とは? そして、図書館における1910年
伊東平蔵
佐野友三郎の活躍
太田為三郎
1912年の『図書館管理法』改訂
神戸市立図書館のスタート
徳川頼倫
児童サービスの先駆け
今沢慈海と東京市立図書館
資料 電燈の普及と夜間開館
3 大正デモクラシーと図書館
東京市立図書館の広報活動
御大礼記念図書館
師範学校における「図書館管理法」講義
徳島県・板東俘虜収容所の図書館
臨時教育会議の答申と社会教育行政の整備
長崎県・今福村のレファレンスサービス
資料 公共図書館設置数の変遷(1911~20)
今井貫一と大阪府立図書館
図書館員教習所の設立
荷風と南葵文庫
『琉球史料目録 大正13年2月現在』
「芸艸会宣言」
青年会運動と図書館
「文庫長」の職名について
「地方文化の中心としての図書館」
名古屋公衆図書館
『小樽図書館と其事業』
青年図書館員聯盟
森清
三越に追いつけ
図書館における製本
間宮不二雄と図書館用品
京橋図書館の「ビジネス支援」
岡田健蔵
分類法の統一
伊藤新一
帝国図書館長の「御進講」
「図書館の屋根の下」
4 図書館令改正と中央図書館制度
波多野賢一
中田邦造
中田邦造と「附帯施設論争」
竹内善作
図書館令改正のねらい
太陽会
「中央図書館制度」の意味するもの
立原道造と図書館
大橋図書館『トピック』創刊
秋岡梧郎
浪江虔
資料 「左翼出版物ニ関スル件」
図書館と「読書指導」
加藤宗厚
ある図書館人の抵抗
『日本地理風俗大系』『日本地理大系』
蔵書の疎開
渋谷国忠日記から
書物を守る

Ⅱ 戦後公共図書館の展開
1 戦後図書館の再出発
GHQと図書館の関係
資料 出版物没収に関する件
米国教育使節団による「報告書」
キーニーと公共図書館政策
久保田彦穂(椋鳩十)
中井正一
再生児童図書館
資料 中井正一と尾道市立図書館
ダウンズ勧告
志智嘉九郎
金森徳次郎
読書会について
CIE図書館
八千円文庫
訪問図書館「ひかり号」
青梅訪問図書館
2 図書館法の成立と図書館運動の転機
ナトコ映写機と『格子なき図書館』
図書館法の成立
IFEL図書館学
ワークショップ(研究協議会)の開催
PBレポート
ある女性図書館員
児童図書館研究会
NDC採用への道のり
図書館法改正運動について
学校図書館法
「図書館の自由に関する宣言」の成立とその後
図書館問題研究会
青少年巡回文庫
東京都の司書職制度
PTA母親文庫と叶沢清介
「消え去った虹」
「神戸市立図書館相談事務規程」の制定と「参考事務規程」
大田区立洗足池図書館
清水正三
八戸市立図書館の新館建設と新しい図書館を具現化した建築
岸本英夫
親子20分間読書運動とは?
3 「市民の図書館」の時代
有山崧
自動車図書館の普及
戦後図書館界における「1963年」
大牟田市立図書館の業務改善
入館票の廃止
日野市立図書館が公共図書館を変えた!
予約サービスの普及(図問研の取り組み)
『市民の図書館』への道
文庫連絡会の発足と運動の組織化
図書館記念日
東京都の図書館振興策、その結末
図書館員の不当配転闘争
東村山市立図書館設置条例の意義
図書館の自由にかかわる事件
地方出版と図書館の取り組み
貸出全国一の町立図書館
日野市立図書館の市政図書館
『ピノキオ』回収問題
「図書館の自由に関する宣言 1979年改訂」について
「図書館員の倫理綱領」

Ⅲ 現代社会における図書館の役割と課題
1 図書館サービスの広がりと「規制緩和」
複写と図書館製本
地方分権・規制緩和の動きと図書館
山梨県の「一坪図書館」
1980年代の図書館、その光と陰
住民のための図書館づくり
滋賀県の図書館振興策
「公立図書館の任務と目標」(最終報告)
開かれた図書館をめざして

2 情報環境の多様化、「地方分権」と図書館
本のある広場
子どもの権利条約と図書館
調布市立図書館の委託
多文化社会図書館サービス
市民がつくる図書館計画
資料 貸出方式の変遷 高知市民図書館
資料 視覚障害児のための文庫
「地方分権一括法」と図書館法改正
子どもの読書活動の推進に関する法律
資料 東京都の図書館振興策 その達成率
東京23区、窓口の業務委託
指定管理者制度をめぐって
PFI手法による図書館
障害者に対するサービス
資料 船橋市西図書館の蔵書廃棄事件
「平成の大合併」と図書館