光芒！フクニチ新聞

プロローグ 最後の朝
第一章　誕生（創刊・昭和二〇年代）
昭和二〇年代の世相
忠倫奔走
「大衆の新聞」宣言
サザエさん登場
社会部、大奮戦
天皇陛下の靴底
ドーンと咲いたフクニチ花火
精版印刷の設立
レッドパージの嵐
「マ元帥解任!」の特報
配達抜き打ち放棄事件
目の色変えた「ストーリー」
濁流狂奔
モンロー、博多を悩殺
初期の名物記者群像
スピグラに賭けた青春
消えたフィルム
　
第二章　飛躍（昭和三〇年代）
昭和三〇年代の世相
「花の三十一年組」
新社屋の建設
フクニチスポーツ創刊
ライオンズ奇跡の三連覇
サツダネのフクニチ
銀行マン社長の登場
象の差し押さえとトラの特ダネ
三池大争議
火野葦平とフクニチ
特ダネ！短銃密造事件
波高し朝鮮海峡
沸騰する新聞競争
三川鉱爆発の悪夢
愛の一円玉募金
新聞販売合戦の舞台裏－読売の九州進出のころ
「それ行けヒュー」の東京五輪
　
第三章　激流（昭和四〇年代）
昭和四〇年代の世相
山野鉱、大爆発
幻の社屋移転計画
ウサギとカメで大トチリ
新星登場！競作小説大ヒット
吹き荒れた再建合理化
嵐の後の自力更生
九大ジェット機墜落事件
ケンカ大六と伊都国王墓展
ライオンズの黒い霧
特報部 「フクスポ・プレイタウン」発足
「九州の顔」クローズアップ
「奴国」を動かした男たち
オイルショックの苦闘
　
第四章　苦悩（昭和五〇年代）
昭和五〇年代の世相
先駆ける文化部
フクスポ沖縄空輸作戦
朝刊転換の前史
第一段階「日曜朝刊」
乾坤一擲「朝刊」転換へ
グッバイ「活字」新聞
十八歳の春を泣かせない
山笠記者、走る
結ばれた円環
百万都市の孤独
　
第五章　終局（昭和から平成へ）
昭和から平成への世相
昭和が終わった日
今泉本社の売却
カラー化で見せた心意気
火は消えず―スポーツ事業の苦闘
最後の編集局長
エピローグ　燃えつきた彗星
座談会　記者たちの東京寸景
あとがき