昭和の百姓記ひらつか　前編

平塚市大島の概況　地図
　
序　現世の源は百姓にあり
　
一、　波乱と急転の世
　
二、　百姓往来
　
三、　百姓家
（一）　大地震と新築
（二）　家と屋敷
（三）　電気と灯り
（四）　井戸
（五）　炊事場・湯殿
（六）　便所
（七）　寄せ肥
（八）　木組・人組・絆
　
四、　生活の様相
（一）　寒さ
（二）　暑さ
（三）　食生活
（四）　時計・ラジオ・新聞
（五）　ねずみと猫と犬
（六）　煤払い
（七）　乞食（こじき）
（八）　秩序
（九）　苦艱（くげん）と丹精（たんせい）
（十）　風呂敷の話
　
五、　小川と田園と生物
（一）　メダカとフナ
（二）　タニシ
（三）　ドジョウ
（四）　ゲンゴロウ
（五）　トンボ
（六）　ホタル
（七）　エビカニ
（八）　カエル
（九）　ヘビ
（一〇）　ハチとクモ
（一一）　ヒバリ
（一二）　ツバメ
（一三）　シラサギ
（一四）　カラス・トビ・ミミズク・モズ
（一五）　奏でる虫
　
六、　大川の名残り
（一）　ウナギ
（二）　大洪水
（三）　水浴び
　
七、　郷の気配
（一）　汽車の音
（二）　深海燈
（三）　須賀の魚屋
（四）　相模川
（五）　平塚の街
（六）　伊勢原と大山
（七）　消防団
（八）　医者と薬屋
（九）　三河万歳
（一〇）　お宮とお寺
（一一）　信仰
（一二）　節供
　
八、　小学生の頃
（一）　入学と世相
（二）　戦時色
（三）　年の瀬
（四）　お正月
（五）　愉しき遊び
（六）　自転車
（七）　田村の渡し
（八）　夏休み
（九）　お祭り
（一〇）　運動会
（一一）　世の流れ
（一二）　国民学校
　
九、　百姓連綿たる倥偬（こうそう）
（一）　田畑の関係
（二）　倥偬
（三）　どぶといわれた田
（四）　耕地整理事業
（五）　大切な水
（六）　稲作
（七）　米俵
（八）　道具・用具
（九）　出立
（一〇）　養蚕
（一一）　畑作
（一二）　自給自足
（一三）　身近な素材
（一四）　濁酒の話
（一五）　物質循環
（一六）　物流
（一七）　報徳観懐古
（一八）　戦時下の体制
一〇、　軌跡考
一一、　底辺の群像
跋文
著者略歴