国際外交の舞台で活躍した岩手の男たち
- サブタイトル
- 杉村陽太郎と新渡戸稲造 コミュニティ・ブックス
- 編著者名
- 佐藤 竜一 著
- 出版者
- 日本地域社会研究所
- 出版年月
- 2022年(令和4年)2月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 171p
- ISBN
- 9784890222858
- NDC(分類)
- 289
- 請求記号
- 289/Su39
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 関連略年譜:p163-166 主要参考文献:p167-171
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに
第一章 杉村濬と原敬
盛岡藩士として出生/東次郎の活躍/東次郎の側近になる/佐藤昌蔵/新聞記者から外交官へ/朝鮮問題に詳しいエキスパートとして/東次郎と原敬/朝鮮の情勢/原敬と陸奥宗光/原敬日記に杉村濬が登場/陸奥宗光と杉村濬/閔妃殺害事件から韓国併合へ/
閔妃殺害事件後の杉村濬/南部家をめぐって/ブラジル公使/日本の移民政策の転換期/日本人移民の受け皿準備に奔走/ブラジル移民の父・山県勇三郎と原敬
第二章 杉村陽太郎と新渡戸稲造
東京に生まれる/嘉納治五郎/柔術から柔道へ/嘉納塾/講道館の発展/嘉納治五郎と夏目漱石/嘉納治五郎がIOCの委員に就任/日本選手団がオリンピック初参加/スポーツへの関心/克己心が強い性格/郷古潔と知り合う/恩師・原勝郎/田古一民との出会い/
郷古が記した陽太郎の学生時代/オリンピックへの関心/三船久蔵との出会い/三船久蔵と嘉納治五郎/帝大・慶応柔道戦/新渡戸稲造との出会い/新渡戸稲造と嘉納治五郎/外交官の道を進む/原敬と高平小五郎/原敬と桂太郎/出淵勝次との縁/出淵勝次と原敬/
フランスで外交官生活を開始/フランス時代の回想/第一次世界大戦の勃発と長女和子の誕生/パリ時代の原敬/原敬内閣の外交を支える/ワシントン軍縮会議/加藤友三郎の貢献/国際連盟の設立/移民排斥問題/渋沢栄一の日米関係改善への貢献/
国際連盟での人種差別条項/新渡戸稲造が国際連盟事務次長に/国際連盟の良心/新渡戸の後を継いで国際連盟事務次長に就任/新渡戸稲造の伝言/国際連盟の財政/ドラモンドの信頼を得る/豆腐料理でおもてなし
第三章 平和戦の落武者
ロンドン軍縮会議/ライオン宰相・浜口雄幸/統帥権干犯問題/浜口雄幸首相の暗殺/満州事変の勃発/上海事変の勃発/リットン調査団/杉村・ドラモンド試案/国際連盟脱退/国際連盟脱退の影響/広田弘毅の外交/国際連盟の形骸化/平和戦の落武者
第四章 幻の東京オリンピック
駐伊大使に就任/郷古潔との再会/東京オリンピックを誘致/ベルリンオリンピックに初めて聖火リレーが登場/孫基禎がマラソンで優勝/幻の五輪水泳選手・越戸優一/親日的なドイツ/東京市のメインスタジアム建設計画/永田秀次郎と岸清一/
陽太郎がIOC委員に就任/岸清一の遺産/副島道正/ムッソリーニ首相を説得/オスロでのIOC総会/牛塚虎太郎東京市長のラツール会長への返答/ドイツ系ユダヤ人を満州に受け入れる計画/鷺田成男の回想/東京招致が決定/
東京オリンピックボイコットの動き/再びフランスへ/嘉納治五郎の死/杉原千畝との縁/五四歳で死去
おわりに
関連略年譜
主要参考文献
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