図書キノシタ サーカス ヨンダイキ000068924

木下サーカス四代記

サブタイトル1~10
年間120万人を魅了する百年企業の光芒 The story of Kinoshita Circus
編著者名
山岡 淳一郎 著
出版者
東洋経済新報社
出版年月
2019年(平成31年)1月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
325p
ISBN
9784492503058
NDC(分類)
779
請求記号
779/Y42
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
木下サーカス四代記年譜:p312-321 参考文献:p322-325
和書
目次

まえがき
 
第1章 「一場所、二根、三ネタ」―驚異の観客動員力の秘密
北海道から九州への「場越し」
コンテナ滞留、公演の胸突き八丁
木下家に伝わる金看板
「空地」は政策転換の「隙間」にあり
象でつながった縁
古典芸の高みを求める「社長見せ」
家族一緒の移動か、単身赴任か
先乗り隊「あひるの水かき」
海の向こうから来た曲馬団
 
第2章 木下アームストロング―初代・唯助の冒険から隆盛へ
「旭座」の主、藤十郎と出会う
西洋と日本をつなぐ曲馬
ダルニー(大連)で旗揚げ
西大寺の興行権を掌中にする
「仲裁」で名を上げる
弟の死、人生を決めた試練
中国、ロシア、大陸巡業の苦闘
「諜報」とロシア飛び
大阪・千日前の興行師、奥田弁次郎
奥田社中、「矢野曲馬団」に合流
映画館を建て、全国の興行師を束ねる
「任侠道」を利用した原敬内閣
「幾時代かがありまして」
昭和恐慌と「サーカスの時代」
 
第3章 戦争と平和―サーカスに国境はない
宣撫官・光三がくぐった戦火
木下家の婿養子
戦時下の震災、そして焦土へ
「引き揚げ」の混乱
「山より大きな獅子は出ない」
ハワイ公演からの再起
美空ひばりと木下サーカス
丸テントの「革命」
魔の「数十分の一秒」
「大阪読売新聞」と提携
「サーカスに国境も人種も関係ない」
空中ブランコの申し子、谷口豊春
光三の二代目襲名
外務委員長宛「韓国公演後援申請書」は物語る
 
第4章 どん底からの再出発―四代目・唯志「世界一」を目ざす
「太平洋大学」と光宣の選択
明治大学剣道部
まつろわぬ人びと
木下ブラザーズ
大雪の夜、弘前の恋
闘病三年「断食修行」に懸ける
三代目・光宣「血の通った改革」
病魔
負債一〇億円からの再出発
イタリア製大テントで起死回生
「大家族」のサーカス企業化
世代交代
 
終章 未来への布石―「多様性」を磨け
「大阪うめきた公演」の重み
コンテナ村の外国人アーティスト
象をラオスに返せない!
「種の保存」とサーカス
「生きている実感、ありますか」
 
あとがき
木下サーカス四代記 年譜
参考文献