図書目録ニホン ノ カーニバル センソウ資料番号:000068908
日本のカーニバル戦争
- サブタイトル
- 総力戦下の大衆文化1937-1945
- 編著者名
- ウチヤマ ベンジャミン [著]/布施 由紀子 訳
- 出版者
- みすず書房
- 出版年月
- 2022年(令和4年)8月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- xv,385,23p
- ISBN
- 9784622095231
- NDC(分類)
- 210.7
- 請求記号
- 210.7/U25
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 原著「Japan’s carnival war」(Cambridge University Press、2019)の全訳 参照文献:巻末p9-23
- 昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次
日本語版へのまえがき
謝辞
序章
サーカス・フリーク/総力戦の歴史を記述するということ/文化的実践と文化的イデオロギー/カーニバルという概念/カーニバル戦争/カーニバル戦争の五人の王
1 従軍記者
検閲官が「文弱の徒」になる/従軍記者が「戦争特派員」になる/総力戦のスリルと「スリル・ハンター」の戴冠/総力戦のスピード/スリルと殺戮(キル)/「南京陥落日和」/銀座で踊り狂う/「スリル・ハンター」の奪冠
2 職工
初期の戦時動員とその影響/職工の横顔/職工が変装する/職工が産業戦士になる/結論
3 兵隊
兵隊がスピードアップする/軍神が感傷的な兵隊になる/脇坂部隊の「ヒューマニティ」/銃後から「心をこめて」/戦線の「慰安」/帰還兵の「戴冠」/異形(フリーク)としての帰還兵/帰還兵の怒り/帰還兵の悲しみ/帰還兵の守護者/兵隊の奪冠
4 映画スター
映画スターを管理する―映画法への道/映画法と登録制度/映画新体制における映画スター/水戸光子の場合/映画スター動員の限界/結論
5 少年航空兵
悲劇の特攻隊/航空文化の創出/少年航空兵の戴冠/消費者=ファンとしての少年航空兵/少年航空兵、特攻隊員になる/アメリカと戦う奴がジャズを聞き
終章
学徒と「狂人」/ジェンダーとカーニバル戦争/カーニバル戦争の世界的広がり/警官のそばのサーカス・フリーク
原注
訳者あとがき
参照文献
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索引
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