図書コウクウ センシ ノ キセキ ト ロマン000068883

航空戰士の奇跡とロマン

サブタイトル1~10
太平洋戰爭生残り 元陸軍飛行隊操縦士村岡岩吉自伝
編著者名
村岡 岩吉 著
出版者
[村岡岩吉]
出版年月
1989年(平成1年)6月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
330p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/Mu55
保管場所
閉架一般
内容注記
著者の肖像あり
和書
目次

第一章 生い立ちと少年時代
藁草履とタコーナ
石油カンテラとリンゴ箱
母の看病 帰校途中の農作業
兄の教訓 風呂焚き専担の頃
楽しかった想出
 
第二章 海軍燃料教習所に入所
会計部給任の一年間
 
第三章 飛行隊志願の動機
兄との自炊生活 兄とのテニス
満州事変勃発 関東軍に血書
飛行士への夢
 
第四章 航空兵選外志願、飛行連隊入営
飛行機整備教育
下士官候補者隊に分遣
飛行操縦士採用試験
帰隊後の一年間
 
第五章 郡山飛行学校入校
六ヶ月間の初級訓練
 
第六章 新田原飛行教育隊に分遣
九七式戦闘機操縦
お寺住職の訓話 外出の想出
 
第七章 加古川、仙台飛行練成隊に分遣
両親、許婚初の飛行姿観覧
 
第八章 各務原航空隊輸送部に配属
太平洋戦争勃発前後の任務とその奇跡
大型機操縦訓練
初の空輸九七式爆撃機
那覇病院の看護婦春ちゃん 春ちゃんの里糸満へ行く
春ちゃんの死、空から花束
 
第九章 日米開戦航空機増産、事故多発
片発着陸、同日同機再片発離着陸
芸者を侍らす大歓待、据膳食わぬ一夜
帰還後下宿で休養の一日
九七式重爆撃機による東宝映画カメラマン空輸
九九式双発軽爆撃機の奉天空輸
陸軍参謀将官空輸、片脚飛行
不連続線突破の苦闘
半死半生の迷飛行、僚機踊る
離陸直後場外接地の大惨事
台湾屏東へ密輸? 上海での大歓待
空輸任務中最悪の飛行事故、雲中錐揉垂直降下
 
第一〇章 下宿生活の想出
下宿屋事情
養子申し込みに困惑
 
第一一章 明野飛行学校附を拝命
ニューギニア方面の戦況
戦闘機部隊要員
 
第一二章 ニューギニア戦線戦闘日記 (明野からニューギニア出動・帰還まで原文まま)
(1) 明野飛行学校における訓練演習
立川輸送部に出張発令
飛行第二四戦附被命
(2) ウエワク基地の出動
三週間後の二四戦隊の戦力と戦況
(3) マニラ陸軍病院入院
白衣の身 隣の一等兵 念仏の心
看護婦「アローラ」 伝染病棟に移る
同期生の面会 洪水 教会の鐘の音
一輪の花 退院の日 ホテル日本
(4) 内地帰還
内地生還の感激 岐阜の下宿屋
帰郷
 
第十三章 二四戦隊芦屋基地に復帰
下宿屋の娘さん
 
第一四章 第一練成飛行隊に転属
兄の臨時招集、出征
隊長の転任空輸 下宿の娘さんに再会
 
第一五章 非常時体制下の結婚
初の郷土訪問飛行 電報の不着
結婚式と披露宴
 
第一六章 新婚生活と部隊女子事務員
当時の戦況 奉天出張 雪中飛行の苦闘
軍刀 気骨ある床呂少佐と師団長の視察
 
第一七章 迎撃出動
米軍の空襲と戦死 B29撃墜
 
第一八章 グラマンと戦闘 パラシュート脱出の日
大発に救助 海軍地下病院に収容
その日の部隊本部と電話交換嬢
 
第一九章 部隊生還の日
部隊全員の出迎え 集落の人々
 
第二〇章 特攻出撃
本土空襲と戦況 特攻要員の出動
 
第二一章 山本中隊長戦死と萩原曹長の殉死
若い教官の事故死 飛行場の攻撃
 
第二二章 妻妊娠、妹の看護
 
第二三章 原爆投下、終戦の詔勅下る
 
第二四章 最後の飛行と解隊式
 
第二五章 復員帰郷
 
第二六章 戦後素描 写真録
あとがき