図書目録トドカナカッタ テガミ資料番号:000068855

とどかなかった手紙

サブタイトル
誉れの子の証言・日本の戦争 戦没者遺族の証言・資料
編著者名
山田 隆幸 編・著
出版者
愛知県平和遺族会
出版年月
2022年(令和4年)6月
大きさ(縦×横)cm
26×
ページ
223p
ISBN
9784903036441
NDC(分類)
916
請求記号
916/Y19
保管場所
閉架一般
内容注記
引用文献・写真:p222 おもな参考文献:p223
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

序章 ロシアのウクライナ侵攻と日本のアジア・太平洋戦争
一、 今のウクライナは、八〇年前の日本
二、 戦争は国家を豹変させる―歴史を学ぶ意味
三、 私たちにしかできない活動を
四、 「先の戦争」をどう見るか
 
第一章 中国戦線で戦死した兵士とその家族
一、 戦傷死セルニ付キ差出人ニ返送、相成候(緒川文子)
二、 何でおれまで行かないかんのだ(大矢昭夫/酒匂節子)
三、 「誉れの家」に負わされたもの 資料提供(奥山昭子)
四、 「関東軍特種演習」と満州支配(山田隆幸)
五、 志願兵として台湾で戦病死した兄(服部茂子)
六、 「夫は死んで、母子の命を救った」と自らをなぐさめた母(白木原靖子)
七、 実父も養父も、その弟たちも戦地へ(岡本清)
 
第二章 太平洋戦線で戦死した兵士とその家族
一、 特攻潜水艦「伊361号」からの手紙(安間妙子・慎)
二、 日本軍司令官たちの責任の取り方―インパール作戦の兵士たちの証言から―(若園育子)
三、 一枚の写真を残しフィリピンで戦死した父(前田ます子)
四、 満州からフィリピンへ「自活・自戦・徹底抗戦」を命ず(山田隆幸)
五、 三五才で二度目の召集(青山千鶴子)
六、 南方の島々を転戦した父 生き延びた兵士はさらに激戦地へ(安藤直彦)
七、 血染めの日章旗が帰ってきた ペリリューから日本へ奇跡の生還(青木正雄)
八、 戦争終結後に戦死した兵士がいた(入江朋代)
九、 ガダルカナル島で戦死した父(梶浦 南美枝)
十、 伯父の死を焼却処分によって無きことにされてはたまらない(近藤育子)
 
第三章 戦没者遺族の終わらぬ「戦後」
一、 「戦死」確認はどのように行われたか
二、 生還者・遺族は、自力で安否確認・遺骨収集
三、 ボーン・ビジネスに税金の無駄遣い
四、 「靖国神社」をどう見るか
五、 三河・三ヶ根山の比島観音は、靖国神社の愛知県版という誤解(山田隆幸/三浦利博/奥隆)
六、 戦死した兄、遺族となった母(都築基雄)
七、 戦争に巻き込まれた家族の悲劇(安藤孝司)
八、 父の眠る南の島へ(内田喜由)
九、 あまりにむごい戦争の疵あと(早川幸子)
十、 叔父達が生きていたら(大森和彦)
 
終章 憲法九条は、戦没者の遺言 語り継ぐ 私たちの戦中・戦後の体験
一、 「海没」した父のこと、ウクライナと日本の「軍拡」路線のこと(黒田和子)
二、 戦争遺児として思うこと(三枝豊明)
三、 私の家にも戦争があった(三品小夜子)
五、 私が体験した銃後の戦争(安藤直彦)
六、 昭和のくらしと戦争(福岡友一)
七、 わが家と戦争(関谷敏雄)
八、 「個人情報」という隠れ蓑で戦争の惨禍を消させない(松井孝)
九、 今年も平和行進 愛知県県内通し行進に参加(木下博)
十、 語らなかった母、語れなかった母(川尻輝三)
十一、 愛知県平和遺族会の活動(安間慎)
十二、 初代世話任代表、梅垣さん(山田隆幸)
 
あとがき

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