図書アマゾン オケイ ノ ショウゾウ000068848

「アマゾンおケイ」の肖像

サブタイトル1~10
編著者名
小川 和久 著
出版者
集英社インターナショナル
出版年月
2022年(令和4年)9月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
363p
ISBN
9784797674163
NDC(分類)
289
請求記号
289/O24
保管場所
閉架一般
内容注記
参考資料:p359-363
和書
目次

プロローグ
 
第Ⅰ部 地の果てへ 十三歳の船出
第1章 青天の霹靂
芸者に出るか、女工になるか
ブラジル移民の起源
神戸メリケン波止場
シンガポール
ケープタウン
鉄の鮫の海
サントス
第2章 ノコギリ山のファゼンダ
サンパウロ移民収容所
ファゼンダ・ダ・セーハ
移民小屋は家畜と同居
パトロン一家の視察
国籍不明の汁かけ飯
スペイン風邪
小銃と拳銃を撃つ
縁談の相手は四十男
線路伝いに八十キロメートル
移民は棄民
第3章 青春のサンパウロ
十三人の聖職者の村
邦字紙『伯刺西爾時報』
伯爵夫人の館
キャリアアップ
アマゾンおケイ
関東大震災
ブラジル革命のバリケード
祖国へ
第4章 金と銀のトウシューズ
ルーツ
ショーダンサー
カフェ「タンジー」
 
第Ⅱ部 上海 恋と戦火と幸運の女神
第5章 上海航路
一等船客
アスターハウスホテル
ケイト
陳伯藩
上海ビジネスカレッジ
第6章 アメリカの副領事
身の上話は出まかせ

日本の旅
個人教授
国際都市という教室
『籠の鳥』
傷心
第7章 幸運
共同租界
上海事変
陵辱
マダム・ジンジャロフ
本当に天から降ってきた
若き金利生活者
すれ違い
 
第Ⅲ部 大恐慌に起つ 小川組の印半纏
第8章 渋谷鉢山町四十四番地
新宅まつい
お屋敷町
恐慌に起つ
アパート経営
鉢山町のドイツ人一家
通州事件、そして南京事件
法律家グループ
エルンスト・ストーリの抵抗
第9章 「私はこうして成功した」
貸家業からアパート経営へ
ユダヤ人の双子
鵠沼の別荘
来客たち
戦時下の社交界
 
第Ⅳ部 戦雲
第10章 一代の成功者
ヘミングウェイとマーサ
天下の鎌倉
歌姫・関屋敏子の死
ニイタカヤマノボレ
ドーリットル空襲
敗戦への序曲
第11章 憲兵政治の魔の手
情報機関の誕生
自死を思う
愛犬毒殺
鎌倉署の敏腕刑事
東京大空襲
疎開
スイス・ベルン 一九四五年初夏~夏
 
第Ⅴ部 斜陽
第12章 進駐軍専用列車
炎天下の玉音放送
上海 一九四五年秋
オムツを担ぐMP
CIAとのリエゾン
GHQからの申し出
浅野男爵
鎌倉の駆け込み寺
ケンブリッジ・ファイブ
第13章 出版社PREVIEW
ロバート・ブース
材木座の日々
白い制服の列車ボーイ
由比ヶ浜の家
アメリカ人のような母
田舎暮らし
第14章 ラストボロフ事件
CIAとMI6の暗闘
紙芝居屋の軍隊ラッパ
 
第Ⅵ部 私はハミルトン夫人だった
第15章 最後の挑戦
斯の身飢ゆれば
鵠沼のフーバー大佐一家
Aサインバー
夜叉の顔
再び二見へ
吉田家の一年
血は水よりも濃し
第16章 行商人、山道を行く
CIAよりCIAらしい男
アイ・ワス・レイディー・ハミルトン
長い灰色の線
 
エピローグ
取材ノート 母の生涯をたどる旅
参考資料