昭和史探索 3
昭和九年から十一年の大きな流れ
昭和九年(一九三四)
満州帝国の建国
通称「陸パン」について
統制派の時代と「士官学校事件」
ワシントン軍縮条約の廃棄
資料
日章旗の下の皇帝即位式(エドガー・スノー)
対満関係機関ノ調整ニ関スル件(九月十四日閣議決定)
『日本の曲り角』より(池田純久)
青年將校と革新思想(池田純久)
「国防の本義と其強化の提唱」(陸軍パンフレット)
『昭和憲兵史』より(大谷敬二郎)
条約の期限と代艦建造(山梨勝之進)
『自伝的日本海軍始末記』より(高木惣吉)
倫敦条約に就て(小笠原長生中将)
いかにして力の均衡を回復するか(石川信吾)
新日本の姿を示せ(近衛文麿)
防空演習の実況(金谷完治)
〈余話として〉
「一五〇キロは出ていた」
昭和十年(一九三五)
天皇機関説問題の狙い
国体明徴がもたらしたもの
天皇自身による天皇機関説観
白昼の惨劇-相沢事件
資料
天皇機関説は反逆”学匪”思想(東京日日新聞)
天皇機関説と陛下の先見(高宮太平)
機関説反対運動の概況(警視庁)
統治権は天皇の一身一家に属さず(美濃部達吉)
国体明徴に関する政府声明(国体明徴声明)と政府第二次声明(第二次国体明徴声明)(八月三日、十月十五日)
美濃部騒動の表裏(城南隠士)
『本庄日記』昭和十年より
永田軍務局長斬殺(小坂慶助)
〈余話として〉
「ライヒスバーン」
昭和十一年(一九三六)
天皇と二・二六事件
戒厳令下の猟奇事件
ベルリン五輪とスペイン戦争
広田内閣の運命的な国策決定
資料
二・二六事件関係文書
騒乱ノ四日間(『本庄日記』より)
行動記(磯部浅一)
下士官の演説
二・二六事件と私(柳家小さん)
二・二六事件廿回放送(中村茂)
暗黒裁判二・二六事件(真崎甚三郎)
われらが遺言
50年目の2・26事件(赤塚金次郎ほか)
最近の朝日新聞(戸坂潤)
二・二六事件に関する政府声明(三月一日)
事件後の陸軍省発表
ベルリン派遣軍を爆撃・・・(読売新聞)
「国策の基準」(八月七日、五月会議決定)
共産「インターナショナル」に対する日独協定(十一月二十七日公布)
〈余話として〉
「大日本帝国に統一す」
関連年表