昭和史探索 4
昭和十二年から十四年の大きな流れ
昭和十二年(一九三七)
「腹切り問答」で内閣総辞職
軍部大臣現役制の威力
戦艦大和の建造スタート
盧溝橋事件のナゾの発砲者
「南京事件」について若干
資料
陸軍大臣よ、君割腹して謝せ(浜田国松)
組閣工作の一〇九時間(宇垣一成)
『国体の本義』
近衛文麿論(阿部真之助)
戦艦「大和」のことども(牧野茂)
海軍の自主的態度を望む(水野広徳)
盧溝橋事件(清水節郎の手記)
石原莞爾中将回想応答録(参謀本部作成)
『失はれし政治』近衛文麿公の手記より
華北派兵に関する声明(七月十一日夕刻)
盧溝橋事件に関する政府声明(八月十五日)
国民精神総動員についての内閣告諭号外(九月九日)
「松井石根大将戦陣日記」(抜粋)
〈余話として〉
「私が信じた支那人よ」
「天皇大権ノ発動ニヨリ」
「大本営発表」
昭和十三年(一九三八)
「国民政府を相手にせず」
国家総動員法の成立
「点と線」の中国戦線
張鼓峰事件と天皇の怒り
「東亜新秩序」とアメリカ
資料
帝国政府声明
『野戦郵便旗』より(佐々木元勝)
総動員法問答事件(佐藤賢了)
ヒットラーのごとく、スターリンのごとく(西尾末広)
国家総動員法(四月一日)
『麦と兵隊』より(火野葦平)
時事川柳
『西園寺公と戦局』(昭和十三年)より
東亜新秩序声明(十一月三日)
『支那事変作戦日誌』より(井本熊男)
新秩序の政治形態(馬場慎吾)
海ゆかば(団伊玖磨)
〈余話として〉
「力強いものを力強く・・・」
「連鎖反応」
昭和十四年(一九三九)
近衛から平沼への交代
「平賀粛学」問題の波紋
ノモンハン事件の敗因?
「ヨーロッパの天地は複雑怪奇」
「物価統制令」という愚策
資料
平沼騏一郎(山浦貫一)
東大粛学問題と私の心境(蠟山政道)
ソ連極東軍との対決(稲田正純)
ノモンハン事件(防衛庁防衛研修所戦史室)
七五二高地の戦闘(須見新一郎)
侍従武官長日記(抄)(畑俊六)
『零戦」より(堀越二郎)
「欧州状勢は複雑怪奇」との平沼騏一郎首相談話
國民はかう思ふ(「文藝春秋」與論調査)
〈余話として〉
「ナンジラ学徒ノ双肩ニアリ」
「田農丙下とします」
関連年表