昭和史探索 5
昭和十五年から十六年の大きな流れ
昭和十五年(一九四〇)
米内内閣と斎藤隆夫の反戦演説
「ぜいたくは敵だ」「バスに乗り遅れるな」
「欲纂怪」という化物?
北部仏印進駐の統帥違反
「日独伊三国同盟」と天皇の憂慮
資料
米内内閣の政策(岩淵辰雄)
泥沼の支那事変をどう処理するか(斎藤隆夫)
のんきな風景(石田一松)
経済統制に関する流言浮説(抄)(司法省刑事局)
『矢部貞治日記』より
大政翼賛会実践要綱
「基本国策要綱」と「世界情勢の推移に伴う時局処理要綱」
『統帥乱れて』より(大井篤)
日本国、独逸国および伊太利国間三国条約(日独伊三国同盟條約)
第二次近衛内閣、三国同盟に就て(近衛文麿)
『戦藻録』はしがき(宇垣纏)
『海軍戦争検討会議記録』より
〈余話として〉
「わしゃかなわんよう」
「生めよ殖やせよ!」
「金鵄かがやく日本の・・・」
昭和十六年(一九四一)
「戦陣訓」の大いなる禍根
松岡外相とスターリンの駆け引き
せっかくの「日米諒解案」も水の泡に
南部仏印進駐のもたらしたもの
「西太平洋において戦闘状態に入れり」
資料
「戦陣訓」はこうして作られた(白根孝之)
戦陣訓
日本国およびソヴィエト連邦間中立条約(日ソ中立条約)
『貴族の退場』より(西園寺公一)
『太平洋戦争外交史』より(田村幸策)
平和への戦い(岩畔豪雄)
帝国国策遂行要領(九月六日御前会議決定)
四つの御前会議(半藤一利)
『木戸幸一日記』(昭和十六年十月)より
嶋田繁太郎大将開戦日記
ルーズヴェルト大統領との第九次会見(野村吉三郎)
太平洋戦争開戦す(星野直樹)
米国及英国ニ対スル宣戦ノ勅書
真珠湾上空一時間(淵田美津雄)
撃沈の思い出(庄子八郎)
その日の日本人の証言(半藤一利)
〈余話として〉
「日本人であることを・・・」
「少国民」
関連年表